勇気をもらった

大橋悠依の400m個人メドレー金メダルと阿部兄妹の同日金メダルは久しぶりに勝利の瞬間に声を上げて手を叩いて喜んだ。 よくあれだけマスコミが「兄妹同日金メダルへ!」と煽り立てる中で無責任な重圧に潰されずにシビアな試合を勝ち抜いたなと感心する。ご両親はさぞ現地で声をかけたかったことだろう。 会場の看板やメダル、共に手渡すブーケなんかを見るに付け、こういうのをギリギリまで開催の可否がわからない中で一生懸命作っていた人がいるんだなと今まで気にしたこともないところに目が行った。戦っている選手たちの形相に、歓喜の涙に、コロナで陰鬱とした気持ちが勇気付けられる。活力を得る。まだまだジジイもやったるで、と闘志が湧いてくる。 開会式の時にNHKの和久田アナが「誰のための何のためのオリンピックなのか」と言ったが、「世界中の人たちのため、人々を勇気づけ、希望を持たせるため」に決まっているじゃないか。あんまり政治的な発言をするなよ。 みんな一生懸命やっているんだから批判ばかりするな。批判ばかりしているとどんどん自分が負のパワーに侵されるよ。