年越し蕎麦

クリスマス前から日系スーパーやドンキにはカップ麺の蕎麦が全く姿を消していた。 早くから年越し蕎麦用に買い占められたのか、それとも日本から入って来なかったのか。 どの店も「うどん」を山積みにしてそれを売ろうと躍起だ。 だけど、年越し蕎麦にうどんは邪道過ぎる。 もはや文化への冒涜だ。 オイラの子供時代はまだカップ麺などなかったので、巷で年越し蕎麦というと出前だった。 どこの蕎麦屋も回収しなくていいように使い捨ての容器で出前していた。 それをウチでは年越しのタイミングに合わせてズズズズーと手繰り始めたのだったが、カミさんの実家では 「深夜0時に合わせて食べたりはしない」 とここは家庭の風習が異なる。 カップ麺を買えなかったこともあって今年我が家では蕎麦を茹でる。 日本の年越しはタイの22時なので、ズズズズーっとやるのはその時間だな。 オイラとカミさんの折衷案だ。