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マレーシア、タイから発信するアジアお気楽情報サイト

Tag: タイ生活

アジアパンデミック

そろそろマレーシアでワーキングパーミット更新手続きを完了させないといけないタイミングが迫ってきている。 今日ベロニカからも 「Junさん、8月中にKLに入れそうですか?」 と打診が来た。フライトを調べてみるとエアアジアとかタイ航空は飛んでないけどマレーシア航空は週1便飛んでる。しかしマレーシアで今日発表された新型コロナ感染者数は11,000人。人口は3,000万人ちょっとだから日本の4分の1程度。日本の1日の感染者数がせいぜい2,000人なのでなかなかの数字だ。もちろんインドネシアほど危機的な状況ではないもののわざわざタイからマレーシアに入国して1ヶ月程度滞在するのも躊躇われる。 隔離期間も嫌だ。マレーシア入国時に指定隔離施設で14日間、バンコクに戻ってきたらそこでまた隔離施設で14日間、リモートで仕事は可能としても国をまたいでこういう体験もあまりしたくない。 そう言えば一昨日カブの診察で病院に行ったら日本人駐在員家族が医師に 「いつでも日本に帰国できるように猫の抗体検査を受けたいんですが・・」 と話していた。インドネシアでは日本政府が特別機を出して在住邦人の帰国支援を始めるらしいがタイでも日系企業では「戻ってこい」という流れになっているようだ。この状況でオイラの今月末のワクチン接種はキャンセルされずに実行されるのだろうか。

海外送金アプリ

海外送金の手続きにオフィスの隣の銀行窓口に行ったら 「今月末からアプリで海外送金もできますよ」 と教えてくれた。国内振込や支払いなどは銀行アプリで済ましていたけど、海外送金もできるのは助かる。日本でも各銀行ではすでにそういうサービスしてるのかな、と調べてみたけど、どこもやってなかった。なんか新生銀行がチラッとそんなことやってるようだけど手続きがけっこう面倒くさい。セブン銀行も「海外送金サービスアプリ」って宣伝していながら実際には 送金レートの表示 レート計算機能 過去のレートをチャートで表示 と「海外送金をするときに必要な情報を提供するサービス」というほとんど詐欺のようなアプリだった。 早く銀行の手を借りずに自由に海外送金できるようにならないかな。マネロンのリスクとかいろいろあるけど、だからって銀行が高い手数料を取り続けていい理由にはならないもんね。

ミャンマーの花嫁

オイラんとこと、娘のとこを掛け持ちでやってくれているメイドさんが来月結婚することになった。 彼女はミャンマーからの出稼ぎのメイドさんなんだけど、今ミャンマーえらいことになってるでしょ。結婚披露宴はクーデターとは関係ないし、おめでたいことだからやればいいと思うんだけど、300人集まるというんだよね。このコロナの状況でそれだけの人間が密になるのも心配なんだけど、そんなに大勢参加するのもちょっと意外。 彼女はウチのハルキとゲンキが大好きで、仕事がオフの日でも「今日ハルキとゲンキと遊びに行ってもいいですか?」「今晩、うちに泊まらせてもいいですか?」と二人の面倒を見てくれる。普通ならオフの時間くらいやかましいわんぱく幼児たちから解放されたいだろうに全然厭わないらしい。 そして 「結婚披露宴に家族で来てもらえませんか? いつか故郷に帰って自分の結婚披露宴のビデオを見た時に、ハルキとゲンキが映っていて欲しいんです」 と言う。娘たちはソンクランに旅行を予定していたが、そこまで言われると旅程を何とかしてあげたいと考えている。今祖国は大変だけど、どうぞ末長くお幸せに。

今年のソンクラン

いよいよタイも暑くなってきた。 来月半ばはタイの正月でもあるソンクラン、水掛け祭り。一年で最も暑い季節だ。去年はコロナで水掛け禁止。今年はどうするのだろうか。 ゆうちゃんに誘われてカオサンの水掛けに行ったのは2012年。もう9年も前のことだ。 その後は、ソンクラン休みはバンコクにいても水浸しになるのでたいてい旅行に出かけていたが今年は予定もない。その翌週は引っ越しなので、たぶん荷造りや断捨離をしながらダラダラと過ごすということになるのだろう。 それでも一家に一個、大型高性能水鉄砲があるのはタイ在住者の掟ではある。

別れのない国?

オイラの会社は小さな会社なので誇れるほどの給料を出しているわけではないのだけど、それでもほんの少し昇給の計算をした。 スタッフの入社年月日を見ていたら、最も新しいスタッフですでに3年、最長が16年、平均すると7〜8年という状況だった。 ヌルい。きっとヌルいんだ。プレッシャーがかかるとすぐ転職するから1〜2年でジョブホッピングするタイ人たちがこんなに長居するのはまるでプレッシャーがないからなんだ。 でもね、辞める時はほんとに翌日から来ないからね、とても困るんだよ(笑)。営業スタッフにノルマがあるのは会社では当たり前だし、目標達成時のプライズなども用意したりするんだけど、この20年、ノルマが課された瞬間に辞めるからね、彼ら。「責任負わされるために会社で働いているんじゃない」とか言って(笑)。そして高橋真梨子の「ごめんね」の歌詞のように 「連れて行って ノルマのない会社へ〜♪」 と消えていくのさ。

朝日新聞デジタルによると 成長戦略会議では、テレワークに限らず、コロナに対応した「事業再構築」に関する資料も出た。中小企業の5割、大企業の3分の2が慎重だとする内容で、西村経済再生相は「もう信じられない結果だ」とした。政府の支援策を挙げながら、「もう、後戻りはできません。未来に向かって進んでいくだけですので、ぜひとも事業再構築をお願いしたい」などと、強い言葉で対応を迫った。 まだ、これだけ多くの企業経営者が 「これを乗り切れば元に戻れる」 と思っているのだろうか。DXが加速する中でまたアナログへ戻ってどうするのだろう。差が開くばかりじゃないか。 というオイラの会社もまだ半分くらい出社している(笑)。ウチの社員、ランチはみんなでぞろぞろ一緒だし、しょっちゅう会社のLINEグループで画像送りあって笑い合ってイチャイチャしているし、週末も一緒に遊んでいる。だから今日は在宅ワークだと思ってZoomに繋ぐと、オイラだけ在宅でみんなはオフィスにいるんかい!なんてこともあり、ちょっと気持ち悪い。 これはどぎゃんかせんとあかん。

煉瓦造りの高層ビル

また日本で大きな地震があったんだね。マレーシア、タイという地震のない国に長く住んでいるので、あのガタガタって来た時の恐ろしさをすっかり忘れてしまっている。 耐震建築が進んでいる日本のビルはしなるように揺れるらしいから、その大きくて長い揺れの中にいるのは身の縮む思いだろう。カミさんはそれが恐ろしいのでコンドミニアムに住むようになっても低層階しか受け入れない。(KLはバンガロー(一軒家)物件がけっこうあるし、オイラもずっとバンガローに住んでいたけど、バンコクはほとんどないから基本コンド住まいになる) オイラは気にならないので、バンコクで一人暮らしをしていた頃は34階の部屋もあったし、今のクアラルンプールの部屋は28階だ。バルコニーから臨む朝焼けや夜景はとてもいいしね。ただ、建設現場を見ちゃうとダメだよ。けっこうな数のビルが竹の骨とレンガの積み上げて造ってるからね。震度2でもヤバいと思うよ。実際にクアラルンプールでは老朽化した高層コンドミニアムが倒れて日本人亡くなってるしね。 だからバンコクでは窓からの景色を捨てて安心を取るよ。

コロナで商売が立ち行かなくなり事業や設備の売却を余儀なくされる人がここタイでも増えている。それをオンラインで販売する事業を始めた日本人がいるのだが、マッチングビジネスはある程度「需給」のバランスがないと成立しない。メルカリだって売りたい人と買いたい人が一定数存在するから取引が成り立つのだ。ここがチャンスと思う投資家や事業家もいるだろうが、マーケット心理はそうそう前向きにはなりにくいだろう。 リストを見てみるとなかなかエグい案件もある。ある高齢者ケアセンターは、その施設、設備を売りに出しているが、 「Sold with equipment and with 3 patients」(患者3人もお付けします) いや、患者の気持ち(笑)。

タイは2月から競技場、運動場の使用が解禁になったので、昨日は2021年最初のソフトボール。本来は2週目と4週目の日曜日だから1週目の昨日はソフトボールの無い日曜日なのだが、どこかのチームから練習の誘いがあった途端、どのチームも 「うちも参加したい!」 と申し込みが相次ぎ、結局どのチームもいつもと変わらぬフルメンバーでの参加となった。翌週にはソフトボールができるのだが、ソフトボール好きはいつもやりたくてやりたくて仕方のない輩ばかりなのだ。 オイラは第2試合で先発。守備が良かったこともあって5回を1安打無失点に抑える好投。打撃も柵越えを合わせて5打数3安打と初戦としてはよい調子だった。 でも本当にやりたいのはマレーシアでのソフトボール。コロナの状況がタイよりだいぶ悪いので昨年からずっと禁止されたままで今年もいつ解禁になるか全く見通しが立たない。さらにこういうみんなが助け合わなくてはならない時に、クアラルンプール日本人会は「日本人会の会員になる人が増えない」という理由で、日本人学校グラウンドの利用禁止を匂わせてきた。そもそも昔、 「ソフトボールリーグは日本人会の部活動としてやって欲しい」 と傘下に入ることを頼んできたのは日本人会なのだが、もうその経緯を知っている日本人会理事はほとんどいないのでこういう話になってくる。リーグに参加する数百人のKL在住日本人たちは代表者会議を開き、全会一致で日本人会との決別を決め、こちらから出て行くことになった。これを機会に日本人会を退会するメンバーもかなり多い。日本人会はグラウンド使用を盾に交渉してきたが、すでに代替のグラウンドは見つかっている。結局日本人会は目先のことに囚われて、大きな損失を被ることになる。 そういうシガラミを超えて、早く新しいグラウンドで心機一転、思い切りプレーがしたい!

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