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海外療養費支給申請

昨日は午前中に阿佐ヶ谷の杉並区役所へ海外療養費支給申請をしに。
海外で受けた歯科医療も国民健康保険の適用で7割程度の支給があるので金額が大きくなると申請している。

それでもその書類や手続きは非常に煩雑で申請ハードルは高く、「もういいか」と心が折れることもある。

この支給の時効は2年なのだけど、新型コロナの水際対策で一時帰国が3年以上叶わなかったこともあり、何件かの治療費はその時効を超えていたため、窓口で「受け付けられない」と告げられた。

行動制限があり帰国できなかった期間が2年以上に及ぶため、検討して欲しいと告げると、担当の人は驚いた顔をして

「上と相談します」

と奥に消えた。
新型コロナが始まって以降、この海外療養費の申請に訪れたのはオイラが初めてなのだろうか。
しばらく待った後、「預かって所内協議となった」と言われ、なぜ時効を超えて申請するのか「理由書」なるもの書かされた。

また、海外療養の領収書原物の提出が義務付けられているにも関わらず

「Receipt」の意味がわからず、何十枚もある「Receipt」を「領収書」と和訳させられ、その全てに「和訳者」としてオイラの名前と住所を書かされた。

あらゆる書類にそのような「補助作業」が必要で手続きは1時間半にも及んだ。
海外療養費支給」という制度でありながらその運用はまるで徹底されておらず、酷いものだった。

この障壁が「もう次回はいいか、面倒くさいから」となるのを想定しているのかとさえ思わせる。

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4 ツッコミ “海外療養費支給申請

  1. 海外療養費支給申請、やっぱりとんでもなく厄介なんですね。
    もう5年以上日本に住民票を置いて健康保険料も払っているんだけど、病院に行くこともなく、支給申請もしたこともなかったのでJunさんのこの情報は貴重です。
    それでも大病をした時には必要なのでやめるわけにはいきません。
    シッカリ申請要領を勉強し直します。

    1. >kaobal
      まるでマレーシアのように毎回窓口で言われることが担当によって変わるので辛抱強く対応しなければなりません。「Jun Yamamori」を和訳せよと言われた時は「あ、これは嫌がらせなんだな」と気づきました。

  2. 実は私も今回申請しました。
    バンコク病院の日本人窓口で書類を和訳していただいて(少額ですが、有料ですw)
    あとは領収書原本を付けて出すだけですよ。と伺っていたのに、地元の市役所窓口で、追加の和訳を指示されました。
    その内容が、淳さん同様、
    「Receipt」やら「BANGKOK HOSPITAL」やらと、「え?これもわかりませんか?」という内容で、担当者は「念の為お願いします。すべての和訳というのが基本なので。。。」と。
    「それでも、支給されるかどうかはこちらでの判断ではないので。。。うんぬんかんぬん。。。」
    私は一度持ち帰り、半日ほどかかって、すべてを和訳し(バンコク病院と何度書いたか苦笑)
    再度提出に行きました。
    ほんと、この障壁が「もう次回はいいか、面倒くさいから」となるのを想定しているのかとさえ、いや、「今回も、もういいか。面倒くさいから」と思わせるように誘導しているのかと思うような対応で、げんなりしました。
    とっても田舎出身なので、この町だけなのかと思っていたら、私だけじゃなかった!
    と、思わずコメントいれちゃいましたw
    ちなみに、まだ支給されるかどうかは3週間経った今も連絡なしですw

    1. >maiko
      やはりこの申請障壁はどこでもあるんだね。ここで心を折らせることで役所の「予算」が使われずに済むので彼らにとっては戦いってことなのかね?
      それなら最初から「海外療養費給付制度」なんてやらなきゃいいのにね。
      前回は支給されるかどうかの連絡もなく、こっそり銀行口座に根拠不明の金額が振り込まれていましたよ。

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