Jalan Jalan

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JalanJalanの撮ったアジア

限界がなくなった

この2年の間に自室やたまにコンドのプールサイドで仕事をしてきたことを振り返ると、ネットさえ繋がれば完全に会社が回ることが実証された。そうすると、自宅に敢えて擬似オフィス空間を作り出す意味は 「追加の費用がかからないし、気を使わない環境が落ち着くから」 以外にない。 逆に言えば 「少し費用がかかってもいいので気分を変えたい」 のであればワーケーションしてしまえばいい。 今までソンクラン休暇や年末年始休暇を使って2週間くらいの旅行をしていたが、この「2週間」というのが社会人になってからの限界だった。なんの限界かというと 「会社や同僚に迷惑がかかる」「社外のクライアントや取引先に見栄えが悪くなる」 限界だったのだ。 しかし、旅先であろうと自宅であろうとネットさえ繋がるのであれば、どちらの限界も消滅する。 ビーチリゾートの砂浜で、ヨーロッパの街並みを歩きながら 「あ〜、欧米人みたいに1〜2ヶ月くらい長期休暇が取れたらもっとここでのんびりできるのになぁ」 と感じたことは日本人なら誰でもあるだろう。 休暇がそんなに長く取得できないのならば、休暇とワーケーションを組み合わせてしまえばいいのだ。 とりあえずオミクロンが明けたら、大好きなウブド辺りから始めたい。 クライアントへの資料を作り終えるたびに一杯なんてどうよ。

岐路に立つ62歳

今年の7月で63歳になる。 還暦を迎えたところで完全に引退し、毎日のんびり暮らしている同期もいる。先週、心不全で急逝した同期もいる。そんな歳である。 そんなオイラに年明け早々、日本のある大手企業から声がかかった。DXが拡がるこの時代、新たに海外でデジタル事業を立ち上げたい、パートナーとして協力してもらえないかと。 自分の会社を切り盛りしながら、新規事業や会社の立ち上げというどえらい力仕事をやることに逡巡がある。心身ともにしんどい日々になるのがわかっている。 でもやってみたい。まだまだ新しい世界や風景を見てみたい。

意志の強い犬

カブが朝の散歩を自己鍛錬の場にし始めた。 散歩経路の途中にある歩道橋の前で全く動かなくなるので、何がしたいのか様子を見たら歩道橋の階段の1段目に前足を乗せてしばらく上を見上げている。下ろしては乗せ、下ろしては乗せを繰り返した後で、今度は2段、3段と上っては降りてくるを繰り返すようになった。 これを1週間ほど繰り返した。 それから2段、3段が5段、6段を上っては降りを繰り返すことが数日続き、今日はとうとう15段ほどを上って踊り場に辿り着いた。 本人は感慨深げに踊り場から地上を見渡していた。 今日はこのくらいで勘弁してやる風の顔で踊り場から階段を降りると散歩を続けた。 この歩道橋を上りきるにはもう一つ15段の踊り場を超え、最後の15段をクリアする必要がある。カブの挑戦はまだまだ続く。

昨日はバンコクソフトボールでトーナメント戦がありました。 オイラは2本柵越えを打ち、投げては13対3で抑え、バンコクの大谷翔平と呼ばれています。相手投手が勝負を避けて外角に大きく外してきた球をライトフェンス直撃、と、もう手のつけようのない暴れぶりでした。 大差をつけた最終回の打席では相手の捕手が 「もうお手柔らかにたのんますよ」 と言ったので、そりゃそうだな、と思い、内野手の頭越えくらいを狙おうと軽く振ったのが、力の抜けた理想的なバッティングになったのだろう、その打球はレフトの柵を大きく超えていった。なるほど、これなのだな! と62歳にして新たに打撃開眼。 まだまだ伸びるぜ、自分〜と笑いながらダイヤモンドを一周した。

3回目行きます。

今日で2回目のワクチンからちょうど3ヶ月になる。 オミクロンは感染力が強いが、ワクチン2回と3回では大幅に防御力が違うということなので来週3回目のブースト接種をする。 タイはオミクロンを「風邪」と見なすことを決定したらしく、来月から再び全世界からの入国者の隔離措置を完全撤廃する。要するにあと10日で全世界から誰でも自由にタイに旅行に訪れるわけだ。 もうすでに街ではバックパッカーの姿も見るが、これが一気に溢れるようになるだろう。 その為、念には念を入れて、オイラとカミさんはその前にブースト接種をしておく。感染するのもやだし、させるのも嫌だからね。

藁かい!

今日、ある制作業務の外注をオイラの会社にお願いしたいということで日本にある会社とオンラインミーティングをした。初めての取引だし、初めての業務なので、どのような仕事内容なのかを先方からブリーフィングしてもらうためだ。 先方の責任担当者が、 「今までの外注先がミスが多くて、我々も信用を失いかけているのでもう藁をも掴む思いで御社にお願いしたいとおもいまして」 と言った。 【藁をも掴む/藁にもすがる】 溺れたときに藁にすがっても助かるはずなどないが、非常に困窮したときには役に立たないものにまですがろうとするということ。 「ミスが多くて信用を失いかけている」 というのが何となくわかった気がした。

カブ、1歳の誕生日

土曜日はカブの1歳の誕生日だった。 それでまず朝の散歩はカブのクンクンしたいときにさせてあげ、休みたいときに休ませ、行きたい方向に従って散歩をしてみた。いつもは45分くらいで戻ってこれるのだが、この散歩は2時間かかった。最後の方は出かける予定のあるカミさんは 「もういいよ、帰ろうよ」 と焦りとイラつきを爆発させていた。オイラはこのままカブの行きたい方向に(BTSの駅3つ先)までどこまでも付き合っても良かったんだけど、仕方なくカブを説得して、彼をオイラが抱き上げて帰路に就いた。 そして夜はケーキで誕生日を祝った。 バースデーソングが終わるまで待てずにロウソクの火を吹き消してしまうのだった。

海部元総理ご逝去

今朝のNHKニュースで海部元総理大臣が亡くなったと報じていた。海部元総理の息子はオイラと同い年。最近はFBでコメントのやり取りするくらいだが、日本にいた時代は仕事仲間でとても仲が良かった。海部さんのご自宅に伺うと寛いだ現役総理大臣がいて 「まあ一杯飲もう」 と気さくにお酌をしてくれて、ものごっつぅ恐縮したのを覚えている。 FBメッセンジャーでお悔やみを申し上げたが、いつかどこかで彼と親父さんの話で酒が飲めたらいいなと思う。 ご冥福をお祈りいたします。合掌

オフィスを見渡して

珍しくオフィス出ると続くもので、今日と明日、クライアントが対面で打ち合わせをしたいということで連続して出社することになる。 昨年の5月頃からほとんどスタッフが出社してないので、活気のあったオフィスもなんだか倉庫っぽい。出社していた数人のスタッフで片付けや掃除をしてもらった。 オフィスを見渡して、 「このオフィスにはもう全員が集まって仕事をすることはないのかも知れない」 と思った。 リモートワーク時代に合わせ、全員が一斉に働かないことを前提にして、契約更改時にオフィス自体を引っ越すことも検討中だからだ。 どういうオフィスにしようかな。そんなことを考えている。

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