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「G」の潜むデリバリー

コロナによる生活制限がある中でバンコクの街の中はGrab、FoodPand、Go-jekなどデリバリーサービスのバイクが溢れている。人気店の前はいつもデリバリーバイクで渋滞を起こしているほどだ。

デリバリーができるのはブランド店だけでなく、道端の屋台に毛が生えたような小さなタイ料理屋も含まれている。

今朝のニュースで聴いたのは、そんな店からデリバリーされたチキンライスのタレに「G」が生のまま混入していて、この客はこの「G」を一緒に咀嚼し、違和感を感じて吐き出したものの、半分くらい食ってしまったという記事。

タイでもマレーシアでも屋台飯に「G」が混入していることはあるあるだし、現にJalanJalanの仲間たちと食べに行ったマレーシア中華料理屋のフィッシュヘッドカレーの中に小ぶりの「G」がいたことがあった。

店主を呼んでみんなでコンプレインしたら店主は

「これは豆だ」

と言って口の中に放り込み、証拠隠滅を図られたことがあった(笑)。
だから、この記事自体はタイでは大したニュースではないのだが、その記事が

「この客の男性は、『もう、全く食欲がわかない。自分の舌を切り取ってしまいたい』と述べた」

という文章で締めくくられていて、オイラは吹き出してしまった。

こういうの、朝日や読売の記者は書かないなぁ、と思って楽しかった。

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