Jalan Jalan

マレーシア、タイから発信するアジアお気楽情報サイト

Author: Jun

全集中

「長らくお待たせしましたが見積もり承認おりましたのでキックオフミーティングをお願いします」 「別案件で多忙でしたがようやく落ち着いたので打ち合わせを再開しましょう」 「ピンポイントで恐縮ですが22日にご提案いただけますでしょうか?」 3週間から1ヶ月以上止まっていた別々の案件のクライアントから昨日同時に届いたメッセージだ。 これはあるある? それともオイラだけに起こる現象? 今朝も千朝と話していたんだけど、新規案件の引き合いや諦めかけていたことの再開の報せ、また反対に期待していたことの悪いニュースは同時にまとめてやってくる。 昨年は待っていたことが年末にバタバタと決まってとても気持ちよくアンダルシアに旅立つことができた。 今年も新型コロナでみんな散々だったけど、来年に期待が膨らむようないい報せとともに終われたらいいな。

父の日

父の日

昨晩、帰宅して夕食をとっている時にハルキがきて 「じーじにこれあげる」 と1枚の紙を渡された。 タイの父の日に絡めて幼稚園で作ったんだろうが、今ハルキにはこれを渡せる「お父さん」がいない。 ちょっといろいろ考えてオイラにくれたんだろうなと思うと ちょっと切ない。

鬼滅ロードショー

鬼滅ロードショー

タイでも今月9日から「鬼滅の刃」がロードショーということで昨日の日曜日に観に行った。 公開後最初の週末だったけど5〜6割くらいの入りだった。 そのほぼ9割が日本人小学生や日本人家族連れ。 それを実感したのは映画が終わってエンドロールが流れた時。 エンドロールの最後の一文字が消えて、館内が明るくなるまで誰一人席を立たない。 タイやマレーシアではエンドロールが流れ始めた途端に席を立って帰るのが当たり前。 日本人だけが 「エンドロールまでが作品」 だったり 「エンドロールは余韻に浸る時間」 というとてもウェットな意識を持っていて、そこにいたのがほぼ全員日本人だったためそんな現象が起こったのだろう。 作品の内容については触れないよ。まだ観てない人もいるだろうから。 興行成績については、 「コロナの巣篭もりで口コミが普段アニメを見ない層に浸透したから」 というのがオイラの見立て。

適材適所

今朝は日本のコンサルタント会社と千朝、遥がオンライン会議をしていた。 Googleアナリティクスを使ったアクセス分析のための設定方法を先方の技術者に指導するためだ。 遥はこの半年、日本のGoogleアナリティクス支援チームに入ってGoogleの技術について毎日みっちり習得し技術力を上げている。 すでにオンラインで日本のクライアントに対しての技術支援業務も任されるようになった。 ADHD気質でいろいろなことを並行してこなすのが苦手。 日本で最初に就職した印刷会社でも「できない奴」「使えない奴」と先輩や社長からもずいぶんイジメられてきた。 オイラの会社に入社しても複数のプロジェクトを回すマネジメントはあまり上手くなかったので、 「オンラインで日本の技術チームで働く」 という新たな場所を彼に作ってみた。 一つのことを論理的に深く掘り下げるのは得意なのでこうした高度な技術業務は彼にハマった。 使えない奴が日本の会社では 「山森君の活躍がすごい」 と話題になるほどになった。 そして今、日本の会社に世界最大のファーストフード企業からGoogleアナリティクスを使ったデータ分析の業務依頼が来た。全てのやり取りは英語。 ところが悲しいことに日本には英語が話せる技術者はほとんどいないのだ。 「これは遥さんにお願いするしかない」 印刷工場の作業室で罵られていた彼の逆転人生が始まる。

静岡より

静岡より

週末にドンキホーテに行くと 春貴が山積みになっていた。 箱買いして春貴の結婚式で参列者に配ったら? と冗談を言ったら 「賞味期限はどうする?」 と真剣に協議するアホ家族であった。

MCなんか目指すな

昨日はThe Manzaiで久しぶりに漫才師たちのネタを見た。 番組のMCなどをやっている「上がり」のコンビの漫才はもはやYouTubeで見るものでリアルタイムで見ることは難しくなってきた。 せっかく漫才師になったのに番組制作者側が自分の番組の視聴率を取るために実力派芸人をMCで起用して高いギャラを払うので、いつしかそこが芸人のゴールになってしまった。 だからオイラは一時帰国の時に新宿のルミネtheよしもとで漫才やコントを見る。あそこは「大物」になっても出演のノルマがあるのでネタが見られるのだ。 早く帰国してルミネや寄席に行きたい。 さて、月曜日の今日はタイの祝日でお休み。 そして明日と明後日仕事するとまた木金がお休み。 年末年始のようにどこも休みなら仕方ないんだけど日本やマレーシアが平日だと気持ちが落ち着かない。 やらなければならないことはたっぷりあるのでやってしまおう。 自営業の哀しいサガ(笑)。

リゾート暮らし

昨日日本からの出張者がオイラのオフィスに来た。 15泊16日のホテル隔離は思いのほか快適だったと言っていた。 彼は62歳、元会社の先輩で、現在は日本で5社ほどの経営顧問をしながらタイ国王の保養地ホアヒンに買ったコンドでの暮らしを楽しんでいる。 今回もタイに進出を希望する日本のIT企業の話を3件ほど持ってきてオイラの会社と繋げたいと話した。 オイラの会社のアジア現地でのノウハウやクライアントソースを共有したいのはわかるが、本当にオイラの会社にとってメリットがあるのはどの会社でどの商材なのか、をしっかり見極めないと会社がパンクするからね。 前述の先輩は打ち合わせ後ホアヒンに向かった。 「65歳まで、あと3年仕事をしてその後はホアヒンに住んでゴルフ三昧。そうだなぁ、年明けくらいにまたバンコクに戻ってきたら飯でも食いましょうか」 そう言い残してオフィスを出て行った。

量子コンピュータ

「量子コンピュータは特殊ないかさまサイコロ」 これ意味わかる? 量子コンピュータというのは、現在開発途上にある途轍もない処理能力を持った次世代のコンピューターだ。 それを語るとき、現在我々が使用しているコンピュータを「古典コンピュータ」と呼ぶ。 世の中の技術が加速度的に進歩していくので世界の流れについていけないヒトが出てくる。 今世界でも日本でも広がっている所得格差は情報格差でもあるのだ。 この量子コンピュータと人工知能(AI)の組み合わせで、ヒトが作り出す新しい種族が地球上に誕生するかも知れない。 アジアの天才、山下さんがこの量子コンピュータについて解説している。 冒頭の「量子コンピュータは特殊ないかさまサイコロ」は山下さんの表現だ。 学び続けることでしか生き残れない世の中がもう来ている。

ダミ声の優位

先日披露したピアノマンの評判が良かったので、次の弾き語りリクエストが来ている。 「紅蓮華」(鬼滅の刃の主題歌) 「サウザンド・マイルズ」(ヴァネッサ・カールトンの代表曲) 「ミスチルの何か」(何でもいいからミスチルの中から) というどれも震え上がるような難題ばかり。 できなかったら断念するけど、まずは始めてみるよ。 60歳過ぎての挑戦だよ。 昔、パレットとか硯とかにわかバンドで遊んでたのはもう10年以上前だからね。 最近歌ってみて高音が全然でないことにガッカリするのよ。 喉が老化しているんだね。 チューリップが60過ぎて「昔のようなパフォーマンスができない」という理由で解散したけれど財津和夫のように高音の澄んだ歌声が特長だったアーティストは苦しいよね。 ユーミンもそう。最近の作品は喉から絞り出すか細い声が痛々しい。 その点同い年でも全然平気なのが桑田佳祐。 もともと喉が潰れたようなダミ声で売っているからいくら歳を取っても劣化感がない。 これから歌手を目指す人はまず喉を潰すところからじゃないか?

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