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Author: Jun

昨日は「日本一美味いカキフライ」とSNSでも人気のカキフライを食べに、往復100kmかけて厚岸に戻り、昨日定休日だった厚岸グルメパークのエスカルへ。11時の開店前から並んだので1番乗りで店内へ。店内が満席になるとまだ11時過ぎだというのに外には行列ができていた。オフシーズンの平日だと言うのに。 牡蠣命のカミさんも人生最高のカキフライだと目を潤ませていた。その上、まるえもんの生牡蠣もペロリと食べ、「余は満足じゃ」とご機嫌だった。 食後は雲と霧で見ることのできなかった摩周湖のある弟子屈町に戻り、展望台までひたすら登る。そして青空に映えた、摩周湖が眼前に広がった時には息を飲んだ。 写真が未熟なのでとても伝わらないんだけど、ずっとここで景色を見ていたかった。 その後阿寒湖を経由して最後の目的地帯広へ。今回の北海道ドライブで最も長い距離を走った疲れもピークに達していたが、北海道ホテルの温泉に浸かると全てが浄化していくようだった。 今日は帯広市内を少しぶらついてから、新千歳へ戻る。最後の一泊をして明朝のフライトで常夏のバンコクへ。

北海道旅、初めての雪

昨日の朝は雪が降っていた。川湯温泉から一気に南下し、ラッコを見るために霧多布岬に向かう予定だったが、雪の中の走行は今回初めてだったので少し不安だった。 それでも4月半ばにこんな景色の中を走れるのは幸運だった。 霧多布岬に着くとすっかり晴れてきたが、風は冷たくて手袋を持ってこなかったことを後悔するほど手が悴んだ。 ここから涙岬を回り、厚岸へ。カミさんは、「自分が死んだら棺桶にカキフライを」というほどの牡蠣好きなので今回のルートに入れた厚岸で念願のカキフライを食べ、釧路湿原から釧路へ入る。 今日は、もう一度厚岸に戻ってカキフライを食べてから阿寒湖を回って帯広へ。約300Km、5時間のドライブ。正念場だ。

網走から美幌峠に向かうと雪になった。 美幌峠から見下ろせるはずの屈斜路湖は朧げに雪と霧の向こうに薄く見える程度だった。峠を湖畔まで降り、コタン温泉に向かう。ここは屈斜路湖畔にある天然の露天温泉だ。 外はとても寒く、車から出るのも憚られる状況だったため、当初は流石に無理だね、とカミさんと話していたが、湯気の立つ絶景を見ていたら「入ってみよう」ということになり、電話ボックスのような木組みの小屋で水着に着替えた。 それはもう「天国に召されたか」と思うほど、素晴らしい体験だった。 ポカポカになった体で再び乗車すると、砂湯、アイヌ語で「アトサヌプリ」と呼ばれる硫黄山の噴煙を見てから今度は摩周湖に向かったが、悪天候のため展望台からは湖の影も形も見ることができなかった。 宿にチェックインすると、五寸釘が7日で溶けて無くなってしまうという強酸性が自慢の川湯温泉で1日の疲れをとると、近所の居酒屋へ。 事前に調べておいたこの渋い居酒屋で、地元の海や山の幸で舌鼓。 生まれて初めて食べたイカゴロ焼きは、カミさんと顔を見合わせ、声が出ないほど美味かった。 今朝は目覚めると窓の外は雪。今日は、厚岸から釧路へ、ゆっくり慎重に走る。

北海道旅、6日目

小樽から富良野、美瑛、旭川から北海道旅のハイライトとも言える網走にやってきた。 ちょうど4月ひと月のみが旬だという毛がにを漁師の家で食い、ちょうどこの数日だけ見ごろだとtomoちゃんから教えてもらった網走湖の水芭蕉群生を見に行く。 その後、お目当ての網走監獄(歴史館)へ。ここは本当によかった。全ての施設や展示がリアルで、またこだわりの工夫があって、この手の観光資源では初めて 「入場料以上」 と思わせてくれる。 4月とは言え、凍える寒さの網走。その自分たちの寒さと相まって、この場所が怖ろしく、寒い地の果てだという実感が身を締め付けるのである。

島牧村の感動

登別温泉、函館とまわり、島牧村に来た。 島牧村なんて地名も知らなかったけど、たまたま知り合った漁師を訪ねこの地に来た。 宿もユースホステル1軒あるだけのところだけど、獲れたてのアワビ、サクラマス、ヤリイカは食べたことのない美味しさだった。 北海道は「旅」している気持ちになるよ。

北海道、初日

今日は珍しくTGが定時より30分早く新千歳空港に到着したので、あとの予定が楽だった。 有名なベーカリーのコーンパンは焼き立てを買う行列に滑り込んでゲット。 だけど、毎日長蛇の列が途切れないほど美味しいとは思わなかった。 登別温泉の旅館にある大浴場には、大柄な欧米人が10人ほどいろんな湯に何人かずつで身体を沈めていた。 丸い桶の形に拵えた露天の檜風呂といった侘び寂びの情景の中に、頭に白い手ぬぐいを載せた大きな欧米人が当たり前のように向かい合って入っていることがとても不思議に思えた。

北海道の旅、前夜

来週から始まるタイ正月ソンクラン(水掛け祭り)の休暇を利用して、今夜の深夜便で北海道へ旅立ちます。 新千歳空港でレンタカーを借りて周る道中がどんな様子か、折々に紹介できたらと思います。 明朝8:30着。 まずは登別温泉へ向かいます。

呼び込みと受け入れ

日本政府観光庁のアジア各国市場での「日本旅行誘致活動予算」がものすごい勢いで減っているらしい。 コロナ後に「さあ、これからだ」と増えるなら理解できるが、どんどん減っている理由とは。 それは大幅な欧米市場への予算シフトということらしい。 今まで「旅行者数」をKPIにしていた日本政府が「客単価」を基準に予算作りをしているからだ。 欧米の観光客は観光先でいいホテルに泊まり、いいものをたくさん食べてお土産を買うので客単価が高い。一方、タイやベトナム、マレーシアからの観光客は、こっそり家族全員でシングルルームに潜り込んだり、料理をみんなで分けたりして節約するため、客単価に大きな開きがあるというわけだ。 日本という「お店」へのマーケティング施策であれば、まあ当然の予算配分だな。企業の行うCRMもいかにVIP顧客に予算を振り分けるかが肝だからね。 ところが、今日も関空のイミグレでは外国人が3時間待ちのパニック状態らしい。 これじゃ、いくら金かけて呼び寄せても、もう2度と来ないよ。

バンコクのルタオ

昨年の終わり頃から今年のソンクラン休暇は北海道に行こうと手配を始めた。 北海道は海鮮も美味しいが、スィーツも極上。中でも小樽にあるルタオの「ドゥーブルフロマージュ」というチーズケーキは楽しみにしていた目玉の一つだった。 「北海道産牛乳を使ったオリジナル生クリームと世界のチーズのブレンドから生まれた奇跡のスィーツ」 と言われていて、オイラは密かに去年からワクワクしていた。 ところが、昨日カミさんの友達がお土産にこの「ドゥーブルフロマージュ」を持ってきた。 驚きと喜びと戸惑いと落胆 ジジイの小さな胸は複雑な思いがハレーションを起こして爆発しそうになった。 隣の駅のショッピングセンターに「ルタオ」のお店があるなんて知らなかった。 バンコクってすごいのね。 北海道、小樽にいるつもりで食べた。 今まで生きてきた中で一番美味しいチーズケーキだった。

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