朝というか、夜中の2時半に起きて、バリ島・バトゥール山の日の出を見に行った。 宿に車が迎えにきてくれて、麓の駐車場まで1時間ほど走る。駐車場には夥しい数のジープが停まっていて、そのうちの1台に乗り換え、ガタガタ、ボコボコの道とは言えないような山肌を走り上がっていく。事前に乗り物酔いは飲んでいったけど、屋根のない後部座席から放り出されないようにロールバーにしがみついて走る1時間は厳しい体験だった。 展望エリアに着くと都会では見えない満天の星。北半球から見える星座とは違う気がした。暗すぎて地形はわからないが、遠くに町の光が見え、麓の方向はわかった。 明け方5時ごろになると次第に東の空が白み、オレンジ色の帯が見えてきた。 さらに空が明るくなってくる。 そのうちに山の中腹あたりに雲海が広がってくる。 次第に周りが見えてくると、階段状に並んで日の出を待つジープたちも見えた。 それから約30分。丸い球体が顔を出し始めると、ジープの屋根に座る人々から「ウォー!」という歓声が上がった。 バトゥール山から拝む日の出。
Author: Jun
昨日夕食を食べに行ったバリ料理店の隣にいたのはイタリア人の老人だった。 彼はバンコク、日本と旅してここバリ島に来て、しばらく滞在したらイタリアに戻ると言っていた。僕らも年末年始にイタリア、シチリア旅行をしたこと、日本人だがバンコクに住んでいることなど話題の共通点が多いことに盛り上がった。オイラもナポリが「ヨーロッパのバンコク」で南イタリアはアジアの気分と似ている印象を持っていたが、彼も同様に感じていた。日本、タイ、バリ島は毎年訪れているらしいが、バンコクやウブドはとても気持ちが和らぐと。 日本は「パーフェクト、すべてが美しくパーフェクト」と言っていたが、そのあとで 「パーフェクト過ぎるんだよ」 とちょっとため息をついた。何もかも細かくルールが決まっていて、これはいい、あれはダメと枠に嵌められて気持ちが落ち着かないと苦笑いをしていた。 「僕も全く同じですよ。日本に戻ると緊張する」 それを聞いて彼も笑った。 「君たちは幾つだい?」 と聞かれて「今年67歳」と答えると「そうか、俺は69歳だ。同世代だな!」と乾杯してきた。 「え、こんなおじいさんと実は同世代だったんだ」 と思ったけど、笑って乾杯した。
