Jalan Jalan

マレーシア、タイから発信するアジアお気楽情報サイト

JalanJalanの撮ったアジア

もう辛抱できん

「3日間で名刺100枚交換してこい!」 と社長から外回りを命じられた旅行会社では、案の定ほとんど会ってもらえず、友人の成果は7枚だった。 「えー!飛び込みで営業してるんですか?大変ですねー!」 と労われながら。旅行会社や外食産業が苦労しているのは周知だからある程度の「同情票」は入るかも知れないがそれでも7枚。必死にビルからビルを回って一番多く名刺交換した人でも20枚程度だったらしい。全部の訪問、面会を束ねても実際の仕事には結びつかなかったと言う。ここまで来てようやく社長は 「そうか、やっぱり無理か」 と思うのだろうか。 オイラの会社でも今週新たに 「ロックダウンで営業ができないので全くの素人なんですがウェブサイトの中身を充実させてウェブサイトへのアクセスを増やしたらどうかと思いましてご相談にのってもらえませんか」 と問い合わせが来た。 同様の問い合わせが最初に来始めたのがもう1年半以上前になる。きっと今週問い合わせをいただいたこの会社は1年半コロナが終息するのを辛抱して待っていたのだろう。そして流石にこのままではいけないと判断して 「全くの素人なんですが・・・」 と連絡をしてくれたのだ。よくぞ踏み切ってくれました。大丈夫、必ずなんとかしてみせます。

アジアパンデミック

そろそろマレーシアでワーキングパーミット更新手続きを完了させないといけないタイミングが迫ってきている。 今日ベロニカからも 「Junさん、8月中にKLに入れそうですか?」 と打診が来た。フライトを調べてみるとエアアジアとかタイ航空は飛んでないけどマレーシア航空は週1便飛んでる。しかしマレーシアで今日発表された新型コロナ感染者数は11,000人。人口は3,000万人ちょっとだから日本の4分の1程度。日本の1日の感染者数がせいぜい2,000人なのでなかなかの数字だ。もちろんインドネシアほど危機的な状況ではないもののわざわざタイからマレーシアに入国して1ヶ月程度滞在するのも躊躇われる。 隔離期間も嫌だ。マレーシア入国時に指定隔離施設で14日間、バンコクに戻ってきたらそこでまた隔離施設で14日間、リモートで仕事は可能としても国をまたいでこういう体験もあまりしたくない。 そう言えば一昨日カブの診察で病院に行ったら日本人駐在員家族が医師に 「いつでも日本に帰国できるように猫の抗体検査を受けたいんですが・・」 と話していた。インドネシアでは日本政府が特別機を出して在住邦人の帰国支援を始めるらしいがタイでも日系企業では「戻ってこい」という流れになっているようだ。この状況でオイラの今月末のワクチン接種はキャンセルされずに実行されるのだろうか。

血糖値が上がる

前回の健康診断で特にカミさんが「血糖値」を注視するよう言われたので血糖値チェッカーを購入した。指先を当てたペン状のものの先から勢いよく針が出て出血させ、それをチェッカーの試験紙に付けると血糖値が表示される。 昼飯前に2人で計った時点では血糖値は100。1時間後に計測するとオイラが116でカミさんが164。2時間以内に140を切れば正常らしいのでオイラはすでにパス。カミさんは2時間後に109まで落ちていたのでホッとしたが、それでも上昇値が高いので予防措置を取っていきたいところだ。これが進むと糖尿病になり、とても面倒なことになるからだ。 アイスやケーキやチョコレートをけっこう摂取するオイラに比べるとカミさんはほとんど糖分を取っていないのにこうなるのは遺伝とか体質なんだろうね。そうなるとあとは運動量を増やすしかないのかな。ロックダウンでずっと巣ごもりだし、なんだか家の中がこんな話題ばかりなのが悩ましいよ。 こんな時にカブがいてよかった。最近はサークルの外でもちゃんとトイレで用を足せるようになったのでサークル外にいる時間が俄然増えた。来週には病院で去勢手術を受ける予定。日本でひと月ほど前に9ヶ月ほどになるトイプードルに去勢手術を受けさせた起業先輩は「ほんの少しだけおとなしくなった気がするレベルかな」と言っていたけど、元気でいてくれればまあいいよね。

長浜文化

一昨日久しぶりにケージから連絡があってビデオチャットした。ケージは大学と元会社の一つ後輩で、バンコクでもよく一緒に仕事をしたり飲みに行く親友だったので、彼が元会社を退職して地元の滋賀県に戻ってからは飲み友達もいなくなった。 彼は現在長浜にある「長浜文化芸術会館」の館長として地域の文化芸術を高め、広めていくというアカデミックな仕事をしている。 彼はすでに2回の新型コロナワクチン接種を終え、会館への来場者もイベント開催もそれほど影響を受けていないと言っていたので、きっと日本の中では滋賀は優等県なんだろうね。 少し時間ができたら日本国内旅行をしてみたいなぁと思っているよ。北海道島牧村、滋賀の長浜、四国香川、なんてところを寅さんのように時間に縛られずに巡ってみたい。

サッカーか野球か

大谷翔平が大リーグでどエライことをし続けていて、やはり日本人が優位性を持てるスポーツってあるんだなと思った。 日本ではよく子供にサッカーをやらせるか、野球をやらせるか、なんて迷っている親御さんいるけど、野球だね。日本国内での競技人口自体はサッカーの方が多いのよ。それでも日本からクリスティーナロナウドやメッシやネイマールみたいな選手が出て世界を驚かせるなんて想像もできないけど、野球なら野茂、イチロー、松井とオールスターに選ばれるような選手はいる。大谷翔平に至っては今の大リーグでNO.1の選手と言えちゃうわけで。 サッカーの場合は日本国内で途轍もない競争を勝ち上がってNO.1になってもヨーロッパのクラブでは補欠スレスレが限度なわけで。野球は日本人に合った競技なんだろうね。 オイラは何でもやりたがりなので、小中とサッカー部、ソフトボール部、水泳部、バレーボール部に入ったけど、掛け持ちで続けられるほど甘くはないよね(笑)。結局高校までちゃんとやったのは水泳だけだった。大学に入学すると、どこで調べるのか体育会水泳部の先輩が休み時間に教室まで勧誘に来るんだけど貴重な大学生活を水泳で埋められてたまるかと逃げ続けてシーズンスポーツサークルに入った。そういう輩は決して成し遂げることはできないよ。軟派サークルはクソ楽しかったけどな。 大谷翔平はどんな記録を樹立するのかちょっと楽しみだよ。

気合いだ!

ある日本の旅行会社で社長が自身のかつての成功体験を全社員に語り 「3日間、飛び込みセールスして来い、ノルマは名刺100枚」 と指令を出した。 「このご時世にそんなことして何になるの?」「時間の無駄」 と社員たちは思いながらもその社長に対してデジタル活用を提案できる人もなく、仕方なく外回りをしているらしい。当然ながら飛び込み先では受付にある電話で門前払いになるケースがほとんどで会うことすらできないし、名刺も集まらない。 まだこんな社長がいるのか、その下で働く社員は不憫だ、という声はあるけれど、実は「まだいる」どころか、このような「頑張ればなんとかなる」という宗教じみた信仰に会社の業績を委ねる経営者は多い。ウチの会社にもデジタルマーケティングを始めたい、という問い合わせや実際に成約する事例は増えているけれど、大きな潮流や怒涛になっているという実感はない。コロナという海風が少し波を立てたけど、日本企業はまた凪ぎるのを待っている感じだ。それでも自分たちは時代の大きな転換に向けて着々と準備を進めるのみだ。

ロボット掃除機の威力

初めてロボット掃除機を買ってみた。 猫と犬を一緒に飼っていること、床面積が前の部屋よりだいぶ広がったこと、から小まめに動物の毛を掃除するには自動掃除機がいいんじゃね?となったので。 エンポリの家電売り場でいろいろ見比べてみてこいつをゲット。ネットの比較サイトでは、 「実は、世界初のロボット掃除機を開発したのは、スウェーデンの老舗家電ブランド・エレクトロラックスでした。そんな同社が開発したロボット掃除機の最新モデルが「PUREi9.2」。大きな特徴は、独自開発の3Dマッピング機能「3D Visionテクノロジー」を採用すること。本体前面に搭載する「2方向レーザー」とカメラを使い、室内の環境を360°方向で立体的に検知するシステムで、PUREi9.2自身のいる位置も含めて把握し効率的に掃除を行います。」 とオススメされていた。 とは言え、犬猫の毛なんてそんなには回収できないだろうと思いながらリビングや寝室、廊下を2日間本人の自由に動かせてみた。 したら、こんなに取れてた。2日間で?こんなに落ちてんの(笑)?もうオイラとカミさんで驚いた。 自分でドックで充電して、自分で動き回って、自分でドックに帰っていく。健気で愛しい(笑)。

62歳を迎えた

餃子は娘と娘のパートナーが中身の凝ったものをいくつか作ってくれて中華街の名店のような深い味わいを楽しむことができた。大好物のカラマリと餃子を心ゆくまで食べることができてとてもうれしかった。 ケーキはカミさんが初めてプリンアラモードを作ってくれた。これが超絶美味しくて過度な量を食べてしまった。 昨日は日曜日にも関わらず、スタッフがわざわざ自宅までバースデーケーキを届けに来てくれた。 実は先週、スタッフの1人から退職届が出てけっこう凹んでいた。もうこの20年何人が入社して退社したか数え切れないくらい経験しているのだけど、それでも辞表は凹む。本当に辛い。そんな最中だったので、スタッフみんなからの気持ちがとてもうれしかったし、勇気付けられた。 「まだまだこいつらのために頑張らないと!」 と。 お祝いのメッセージをくれた人もどうもありがとう!

熟年離婚?

中国深圳に駐在していた高校時代からの友人が昨年のコロナ避難で帰国になり、以来音信不通だった。中国だったのでFBやLINEといった外国のプラットフォームは使用できず、中国の電話番号へのSMSを通信手段にしていたため、帰国とともにそれも切れた。離婚騒動で揉めていた彼の奥さんのアカウントをLINEの昔の履歴から探し出し、同居しているのか、すでに離婚しているのか不明なままメッセージを送ってみた。 すぐに彼女から返信があり、ビデオチャットをかけてみると 「今、代わるね〜」 と画面にその友人が出てきて「おう!」と言った。 あれだけ離婚騒動で周囲を巻き込んでおきながら、まるで何もなかったかのように2匹のプードルを囲んで2人で仲良く話していた。 「コロナ終わったら2人でタイ行くよ」 夫婦のことは誰もわからないのである。今日は彼の誕生日だったので、カミさんと一緒に(カミさんは彼と小学校から一緒)「誕生日おめでとう!」を伝えてビデオを切った。 オイラの誕生日は4日の日曜日なんだけど、ちょっと1日ずらしてもらって明日家族が集まることになった。カミさんからリクエストを聞かれたので 餃子とカラマリ と答えた。もうこれだけあれば何もいらないのよね。。

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