マニラ空港の遺失物Facebookページというのがあって、前日までの遺失物が写真入りで掲載されると聞き、ずっとチェックしてた。そしたらバンコク到着日翌日の昨日、 50以上もある遺失物の写真の中に あった!すぐに、フィリピンのパートナーに連絡して、遺失物担当官と連絡をとってもらうお願いをする。 さて、これが本当にオイラの物なのか?そうだった場合、無事に受け取ることはできるのか? 気の重い週末を迎える。
Month: May 2025
月曜は朝3時半に起床し、グラブで空港へ行き、マニラへ。空港から直接現地クライアントの事務所まで向かい、午後2時から会議。会議後にウチの会社のフィリピンでの業務パートナーの車に便乗してホテルへ。 その後、パートナー会社の社長、経理責任者、営業責任者、クリエイティブ責任者とスペインレストランへ。 聞くと、ここに集まったのはオイラ以外全員チャイニーズ。オイラの隣のナイはタイチャイニーズ。パートナー側のメンバーは皆フィリピンチャイニーズ。こうしてみると、もうどこに行ってもビジネスはチャイニーズが動かしているんだと痛感する。先週のローレンスやベロニカもそうだが、彼らチャイニーズは情に厚く、また極めて優秀なのだ。オイラの海外人生もいかにチャイニーズに支えられてきたか。 話変わって、フィリピンは300年もの間スペイン統治下にあったので、スペインとの行商が盛んなため、スペイン料理屋、しかも非常にクオリティの高い店がたくさんあるのだそうだ。そして、このTerry’s Bistroもめちゃくちゃ美味かった。 それから72歳のこの社長が言っていたが、フィリピンはシニアファーストの国で、60歳以上は全ての飲食店で28%ディスカウントの他、駐車場無料、公共交通機関大幅割引と大変な厚遇なのだ。一方で飲食店は老人の団体が来店すると「うゎー😭」とガックリするんだそうで。そりゃそうだよね(笑)。
マレーシア滞在中、14、5年ぶりに昔の事業パートナー、ローレンスと会った。あの頃、ローレンスの方からパートナーシップを解消したいと申し出があって、グループ会社を分けてそれぞれが別の会社を経営してきた。ローレンスとは同い年だから、今年66歳になる。久しぶりに会うのはいいけれど、 「もう引退したよ。まあまあ余生を暮らせるくらいの金はできたし、のんびり暮らすんだ」 なんて話を聞くのは気が進まないなぁ、と思ったが、彼はオイラを見ると、「体型は変わらないが、顔が少し痩せたな」とひと言言っただけで、おもむろにノートPCを開け、 「Jun、お前と一緒にやりたい新しい事業のアイディアが5つあるんだ」 と言った。自作のパワーポイントスライドや動画を使いながら、オイラにプレゼンを始めた。どのアイディアもローレンスらしく面白かったが、実はそれよりもこの15年間にも触れず、世間話もなく、「これから立ち上げる」事業を熱く語る彼の姿に感動していたのだ。それはまさに33歳の頃の我々の姿だった。 オイラも最近は目の前の事業を膨らませることに集中していて、「一から立ち上げる新しいビジネスアイディア」なんか持っていなかった。この年齢から「新規事業?」という気後れが自分の目を背けさせてきたのかも知れない。 そうだ、まだまだ挑戦を続ければいいんだ。
マレーシア出張を終えてこれからバンコクに戻る。ASEANサミット25がKLで開かれるので市内から空港までの道が全て閉鎖されると3日前に知り、げんなり。タイもマレーシアも日本と違ってVIP優先の国なのでそれ以外はお構いなし。ベロニカたちからも早めに電車で空港行かないとヤバいよ、と言われ、午後1時半のフライトなのに朝の6時半にグラブでアパートを出る。KLセントラルからKLエクスプレスで空港に向かうが、こんな早朝なのに電車は満員で座ることもできず。 それでも空港に着いてしまえばもう安心。ウェブチェックインは済ませてあるので、イミグレに直行し日本人は使えるオートゲートをささっと通過しすぐにラウンジへ。朝飯食って、少し仕事をしてあとはゆっくり搭乗時間を待つだけだ。 ソフトボールJalanJalan再結成会議は無事開催され、それぞれの求人活動を合わせると現時点で12〜13人になっているので、正式に再結成、リーグ戦再参加を決定。新監督に八木洋平(写真一番右)、新主将に小俣正樹(写真右から2番目)を選出し、いよいよ再稼働だ。 写真左のテルとヒロキは、来週から二人でスバンに新しい居酒屋を開店させるということで、そこをJalanJalanの新たな拠点とすることにもなった。 あとは、マレーシアJalanJalan対タイおぼんこぼんとの往復対抗戦が待ち遠しい。 なんてことを書いてたら今メーセージが来て、フライトが1時間半のディレイ😭トム・ハンクスじゃん・・
昨日は今年の1月ぶりに「Googleに勝った男」武井さんと秘書のシンディとスクムビットの夕奈で晩飯。アジア各国の最高学府の学生を対象にした「アイディアソン」のスポンサー探しを頼まれた。タイではチュラロンコン大学で9月に選抜された学生たちの事業アイディアが競われる。 今朝は早起きしてクアラルンプールへのフライト。夜は、JalanJalan再結成に向けて、有志6人と焼肉。今のところ、参加確定はオイラ入れて7人。オイラがそんなに毎回参加できないことを考えると、やはりあと4〜5人は欲しいところだ。今日は次シーズン参加を目指した動き方について話し合う。 その他、クライアントや会計会社、昔のパートナーLaurenceと新しい仕事に関する打ち合わせ。 もちろん起業したての頃と比べると体力、気力の衰えは自覚しているけれど、元会社の上司が80歳になっていまだにIT会社の会長として海外出張している様子を目にしているので、あの上司には負けるもんかと(笑)。
娘に3人目ができて、今の住まいも手狭になったので引越しを計画してる。毎日LINEで物件の相談や内見の動画が送られてくるんだけど、やっぱり地方は安いんだな。 新しい庭付き戸建てで駐車場も3台分あって、家賃は9万円。都内どころか、バンコクだってありえない価格だ。それでも地元のママ友に相談すると 「それは高い!それなら買っちゃいなよ」 と言われるらしい。娘は福山に居ながら東京やバンコクのクライアントと普通に営業仕事をこなせているし、今どきはどこにいても仕事はできるから、豊かな生活を送るなら地方移住はありやな。 さて、明日から久しぶりにKL行ってくる。金曜日までと短い滞在だけど、休部中のJalanJalanソフトボールの再結成会議とか力仕事もある。 戻ってきたら月曜日からマニラ。今月後半も突っ走るよ。
最近、同窓会やクラス会、同期会のお誘いがとても多くなってきた。中学や高校時代のクラスのLINEグループもいくつも招待されて参加している。みんな定年になって暇ができて、昔を懐かしむようになったのかな、とか会社離れると気心知れた友人というのは学生時代に遡ることになるのかな、とかいろいろ考えていた。 で、辿り着いたのは、 「自己肯定」 なんだろうな、と。 高齢者になると、先が見えてくるので「このまま何年かで閉じる自分の人生ってどうだったんだろう?」って思うようになる。そしてもし今現在がそこそこ幸せなら「いろいろあったけど、良かったんじゃないか。いい人生を歩んできたんじゃないか」と思う。そして自分の生きてきた時間、空間全てが「愛おしく」なるのだ。それをもっと愛おしく、もっと愛でたいという気持ちを現実のものにする方法が「自分の人生のそれぞれを時代を彩ってきた友人に会う」という行為なのだ。 人生とは家族であり、友なんだなと思う。