Jalan Jalan

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Month: August 2021

氷解のドラマ

ウチの親父は姉と弟の3兄弟だったが、30年ほど前から縁を切っていた。いろいろなことを端折ってものすごく簡単に言うと、代々の土地である実家の相続で揉めたからだ。 昨日実家で親父の介護をしている弟に祖父母の入るお寺から納骨管理の件で電話があった。親父は高齢で細かい手続きや判断が利かないこともあり、弟がお寺とのやり取りを進める上で、長く音信不通だった親父の姉弟に相談をする必要があった。姉(我々からすると叔母に当たる)は、10年ほど前にすでに他界しているので弟(我々からすると叔父に当たる)に電話を入れた。叔父と弟は長い不通の年月を遡りながらお互いを労い、懐かしんだ。 叔父は兄である我々の親父から自分のことを悪く伝えられているだろうと思い、我々にも連絡することができなかったと言った。確かに弁護士を立てて争うほど叔母や叔父と敵対していたし、彼らのことを激しく罵るようなこともあったかも知れない。 叔父との会話の途中、弟が 「親父さんはもうだいぶボケてるからね、昔の土地がどうだったとか、裁判がどうとかって話を全然覚えていないって言うんだよ」 と叔父に伝え、親父と電話を代わった。受話器の向こうで身構えて息を飲んでいる叔父の鼓動が伝わるようだ。 電話を代わった親父が 「◯◯かい? ほんとに申し訳ないねぇ。私も90になっていろんなことがちゃんとできなくてねぇ・・。ほんとにすみませんねぇ」 と言うと、叔父が 「いや、申し訳ないなんて言わないで。何も申し訳ないことなんかないんだから、△△ちゃん」 と泣きそうな声で言った。何か全てが氷解していく瞬間で、オイラも胸が熱くなった。 長い年月という時間なのか、それとも認知症状なのか、それは自分にはよくわからなかったが、人の心や愛憎というのは変わるものなのだな。 オイラは小学生から中学生になる頃、この叔父からビートルズを教わった。今日は久しぶりにビートルズを聴いてみようか。

PG Life in Thailand

タイでは比較的進んでいる「外国人向けワクチン接種」。オイラも1回目を接種したけれど、日本では制限のあるアストラゼネカを打った体験をピギーが紹介。接種後の副反応の状況も併せて参考にしてみてね。

21年秋冬に向かって

風呂に入って、寝て、映画観て、飲んで、だけの2日間も終わり、帰宅するとカブがとても喜んでいた。ホテルからの見守りカメラを通して見るカブはなんだかたいそうつまらなそうにしていた。 彼にとっては長かったのか、テレビを見ていても絡んでくるし、トイレや食事で部屋の中を移動してもその度に離れずついてきて愛おしかった。 いない間にモチ(猫)との距離も縮まったのか、今日は床に寝そべっているモチにカブが近づいてもモチは逃げずに鼻先をクンクンしていた。同居を始めてから5ヶ月、動物同士も次第に慣れが出てくるものなんだなと思う。 さて、8月も後半に入り秋の足音。そろそろ紅白の出場者や司会も発表される季節なのか?忘年会はまだ今年は難しいだろうね。日本に帰国したペパカフェマスターも「スタッフの生活もかかっているから給料下げられないし、これ以上はもう耐えられないよ」と苦しい胸の内を伝えてきた。 どうだろう、来年の花見ではワクチンも行き渡ってペパカフェのある井之頭公園も賑わうだろうか。

隔離ステイ

昨日から2泊でホテルステイ。4月のプロモーションで8月末までに使用できるバウチャーを購入したんだけどロックダウンで利用を延期延期してきた。だけどもう8月も終わっちゃうので仕方なくここで使う。ラウンジ使用もできないし、プールも入れないし、食事はお弁当を取りに行って部屋で食べるスタイルだし、これではコロナ隔離とまるで変わらない。 部屋でやることは変わらないし、カブはどうしてるかな?と見守りカメラを見ると、ヤツも寂しそうに(見える)サークルの中で寝そべっていてかわいそうになったので、カミさんとバイク2ケツで家に戻る(笑)。 カブとしばらく遊んでからまたホテルに戻り、午後クライアントへプレゼンを一件済ませて今週は終わり。 これから部屋に運ばれた料理をツマミにワインを飲むぞ。みんなもコロナに気をつけていい週末を!

解決の兆し

ようやく厚労省が新型コロナについて感染症法上の扱いの見直しを検討するようだ。分類が緩和されればインフルエンザと同様に自宅近所のかかりつけ医でも診察や治療が可能になり医療問題解決の兆しになる。現在は感染症法上の指定病院でのみ対応しているので、その現場は負荷も高いし、治療を受けられない自宅療養患者の症状急変の問題も氷解するというのが医師たちの見立てだ。早期の見直しとワクチン接種浸透でだいぶ見通しが立ってくる。 マレーシアも2回接種を終えたビザ保持者はホテル隔離無しで自宅に戻れることになった。オイラの2回目は10月21日なので11月頭にはマレーシアに入れそうだ。欧米を始め、感染者数高止まりでも規制緩和して経済を回す動きが顕著になってきた。これもワクチンの効果が出たので踏み切れることだろう。ワクチン接種証明か陰性証明書がないとお店やレストランにも入れない国が多いが、ドイツでは無料だった検査を有料にする。わざわざお金を払って陰性証明を取らないと買い物や外食もできなくなるわけだ。ワクチン非接種者の行動を事実上制限し、接種を促す狙いらしい。 自分発信で新しい決断を下せない日本人気質からすると、そういった動向がどういう結果を生み出すか日本政府も注視しているはずで、うまく行きそうなら日本もそういう施策を発令するかも知れないね。

生贄机

やはりカブのガジガジがすごい。それでも「それはダメ!」と何回か言うと自分なりに対象から外すようで被害は最小限で済んでいる。全部ダメ!だとストレスが溜まるので床飲み用のテーブルは生贄に差し出した。 ここなんか食い過ぎて、ときどきオエッとかやってるしな(笑)。

悔し泣き

東京五輪、終わっちゃって寂しい。閉会式観ながらカミさんとこれがなかったらステイホームももっと辛かったね、と話した。選手インタビューで一番印象に残ったのはサッカー日本代表の久保建英。他の競技でも、負けた日本代表選手たちは悔しさを滲ませながらも感謝や満足、次回への希望を何とか絞り出した。だけど久保は泣き腫らした目で 「今までやってきて一番悔しかった」 ともう他には何も考えられない、言えない、と悔しさだけをあらわにした。これはこれでとても清々しかった。そのくらい本気で戦っていたんだなと伝わってくる。 終わる一方で始まったのは、昨日カブが初めて1日中家の中でフリーになった。サークルの中に入るのはみんなが自室で就寝する時だけ。それでもトイレは粗相をせず、 「私もやればできます」 をしっかりアピールし次戦も先発で使ってもらえるポジションをキープした。その代わり、小さな木製のコーヒーテーブルはカブのガチガチ齧り用に用途が変わってしまった。

我が家も大会へ

8月に入り、来年2022年用の開発作業が始まり、あ〜もうそんな季節かぁと改めて思う。確かにもう年末まで4〜5ヶ月しかないんだもんな。 それにしても痺れましたね昨日の五輪野球、日本対韓国。ペナントレースではバンバン打撃戦になったりホームラン出たりするけど、野球って本当にひと試合に全力を注ぐとそんなに点は入んないんだね。山田哲人ってやっぱりすごい選手だなー。最終回の抑えに出てきた栗林はもう画面のこちら側にも緊張が伝わってきてハラハラしたよ。あんな緊張の中で投げることないもんね、プロ野球って。 卓球男子団体は残念だった💦それでも我が家は基本影響されやすいのでLazadaで卓球セットを買ったよ(笑)。ダイニングテーブルが8人掛けでそこそこ大きいのでこれに ネット、ラケット、ボール がセットになったやつ。週末くらいに届くかな。それで「さあ、卓球やろう!」という頃にはオリンピック閉幕してこちらも「なんでこんなもの買ったんだ?」なんてことは茶飯事なのだけどな。

名前と競技

東京五輪の日本代表選手の名前を見てて、なんか生きている競技世界と名前は確実に関係があるのだな、とわかった。名前は自分では付けられないからこれは親の環境ということなんだろうね。 【柔道】髙藤 直寿(ナオノリ)阿部 一二三(ヒフミ)永瀬 貴規(タカノリ)原沢 久喜(ヒサヨシ)新井千鶴(チヅル)芳田 司(ツカサ) ちょっと古風でとても実直でいかにも日本の武道をやりそうな感じ。 【空手】西村拳(ケン)喜友名諒(リョウ)荒賀龍太郎(リュウタロウ)宮原美穂(ミホ)染谷真有美(マユミ) こちらも昭和な感じ。西村選手なんてコブシだもんね。そのままやんか。 【サーフィン】五十嵐カノア大原洋人(ヒロト)前田マヒナ都筑有夢路(アムロ) もうなんかハワイアンなポリネシアンなキラッキラ。 【スケボー】堀米雄斗(ユウト)白井空良(ソラ)平野歩夢(アユム)中山楓奈(フウナ)開心那(ココナ)岡本碧優(ミスグ) こちらはやはりヒップホップ系キラキラで基本漢字だけでは読み方わからないスタイル。 名前で人生が決まるってある程度ほんとなんだね。

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