多文化共生の難しさ

今日本では多文化共生、移民問題などが大きな話題になっているけど、オイラは昔から日本人と外国人が日本国内で共生するのは至難だろうなと感じていた。
マレーシアなんかいろいろと問題が発生したり揉めたりしながらもなんとか乗り切りながらマレー、チャイニーズ、インディアンなど様々な人種、宗教、文化を融合させて国が発展してきた。
2020年代後半にはとうとう先進国の仲間入りをする経済を持つところまできた。

日本の場合、幼少期からガッツリ教え込まれる「ルール」に対する考え方、価値観、その世界一頑ななこだわりが、世界一の製品やサービスの質を作っている一方で、「ルールはあくまでガイドライン」と考える人々との共生を難しくする。

何年か前にタイで、「日本的なもの」「日本の風景」というテーマでフォトコンテストがあったのだが、
富士山や桜の写真で賑わう中、多くの共感を集めて入選した写真に

「車が全然いない横断歩道の赤信号で待つ小学生」

の写真があった。

車がいないのが明らかなのに信号が赤だから待つ、という日本人が外国の目には奇異に映るのだろう。
でも、外国人は待たない人が多い。車がなければ渡る。

日本人がルール遵守を緩めるのか、外国人が徹底的にルールを守るようになるのか、やっぱりどっちも難しいよね。


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