昨日のメインイベントはランチ。
バンコク在住の栗田家とこのレストランで会うという壮大なプラン。
我々がシチリア旅程の丸1日を使って、車で往復300km走って、わざわざランチを食べに行こうと思い立ったきっかけはこのイタリアン料理小倉シェフの1本の動画だった。
調べてみると、他にもこの店を訪れた人々が皆口を揃えて「間違いなく自分の人生最高のレストラン」と言っているのを見て、「人生最高のレストラン」とはどんなものだろう、どんな味だろうと言う気持ちが抑えられなくなった。
タオルミーナの宿からシチリア島の北東の岬の町メッシーナはイタリア本土の「ブーツのつま先」がもう泳いで渡れそうな近さに見ることができる。
ハイウェイから山道に入り、レストランのある山の入口に向かう。
栗田家とは過去スペインでもバッタリ遭遇するなど、遭遇タイミングが神がかっているので今回も
「山の登り口でバッタリ遭遇したりしてね」
と言っていたら

バッタリ遭遇した。
この「Ristorante Fattoria Borrello」というレストランは食材を自分たちで飼育、栽培しているのでそもそもその環境が違う。





小倉シェフの動画にも出てくるアンナさんが直々に今日のお勧めメニューを決めてくれ、それに小倉シェフお勧めのワインをペアリング。

野菜も採れたて、チーズも今朝作ったもの、肉は自家飼育の黒豚や牛。
どれも皆今まで食べたこともないほど美味しくて、確かに誰もが「人生最高のレストラン」と称賛するだけあるんだなと思った。

この黒豚のスペアリブなんかとろけるよう。
最後にアンナさんと。

15時間かけて、さらにそこから300km走ってでもまた行きたいと思える素晴らしいレストランだった。
