JalanJalanの撮ったアジア

よくわからない黎明期

マレーシアに着任して間もない1993〜1994年頃に「インターネット」というのが世界を大きく変えるらしいという話が出始めた。その時いろいろなメディアや専門家による「インターネット」は 「世界中の人々が繋がって、何か知りたいことがあるとリアルタイムで誰かが答えてくれる」「ホームページなるものがあって本のページのように情報が閲覧できる」「パソコン ...

貫き通すこと

15年くらい前にバンコクで知り合った、何をやっているのかよくわからない日本人がいた。 知り合ったのは日本人仲間が集まるワインバーのパーティーで、少し小さめで傷だらけのギターを抱え、 「じゃ、歌おうかな」 と言って、聞いたこともないそれほど上手くもない歌を歌っていた。 その小柄な男性はのぼるちゃんと呼ばれていて、タイ語の翻訳仕事をやりながら ...

メタバースへ移転?

Meta(旧フェースブック)が展開するメタバースオフィス「Workrooms」について検討をしている。 スタッフは自分のアバターで出社し、業務や打ち合わせをアバター同士で行う。 専用のVRゴーグルなどの装着が必要だが、実際に購入してテストをしてみる。 リアルのオフィスでは会えなかったけど、タイ人もマレーシア人も国の違うスタッフ全員がメタバースオフィスで毎日一 ...

限界がなくなった

この2年の間に自室やたまにコンドのプールサイドで仕事をしてきたことを振り返ると、ネットさえ繋がれば完全に会社が回ることが実証された。そうすると、自宅に敢えて擬似オフィス空間を作り出す意味は 「追加の費用がかからないし、気を使わない環境が落ち着くから」 以外にない。 逆に言えば 「少し費用がかかってもいいので気分を変えたい」 のであればワー ...

岐路に立つ62歳

今年の7月で63歳になる。 還暦を迎えたところで完全に引退し、毎日のんびり暮らしている同期もいる。先週、心不全で急逝した同期もいる。そんな歳である。 そんなオイラに年明け早々、日本のある大手企業から声がかかった。DXが拡がるこの時代、新たに海外でデジタル事業を立ち上げたい、パートナーとして協力してもらえないかと。 自分の会社を切り盛りしながら ...

意志の強い犬

カブが朝の散歩を自己鍛錬の場にし始めた。 散歩経路の途中にある歩道橋の前で全く動かなくなるので、何がしたいのか様子を見たら歩道橋の階段の1段目に前足を乗せてしばらく上を見上げている。下ろしては乗せ、下ろしては乗せを繰り返した後で、今度は2段、3段と上っては降りてくるを繰り返すようになった。 これを1週間ほど繰り返した。 それから2段、3 ...
昨日はバンコクソフトボールでトーナメント戦がありました。 オイラは2本柵越えを打ち、投げては13対3で抑え、バンコクの大谷翔平と呼ばれています。相手投手が勝負を避けて外角に大きく外してきた球をライトフェンス直撃、と、もう手のつけようのない暴れぶりでした。 大差をつけた最終回の打席では相手の捕手が 「もうお手柔らかにたのんますよ」 と言っ ...

3回目行きます。

今日で2回目のワクチンからちょうど3ヶ月になる。 オミクロンは感染力が強いが、ワクチン2回と3回では大幅に防御力が違うということなので来週3回目のブースト接種をする。 タイはオミクロンを「風邪」と見なすことを決定したらしく、来月から再び全世界からの入国者の隔離措置を完全撤廃する。要するにあと10日で全世界から誰でも自由にタイに旅行に訪れるわけ ...

藁かい!

今日、ある制作業務の外注をオイラの会社にお願いしたいということで日本にある会社とオンラインミーティングをした。初めての取引だし、初めての業務なので、どのような仕事内容なのかを先方からブリーフィングしてもらうためだ。 先方の責任担当者が、 「今までの外注先がミスが多くて、我々も信用を失いかけているのでもう藁をも掴む思いで御社にお願いした ...
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