最近、同窓会やクラス会、同期会のお誘いがとても多くなってきた。中学や高校時代のクラスのLINEグループもいくつも招待されて参加している。みんな定年になって暇ができて、昔を懐かしむようになったのかな、とか会社離れると気心知れた友人というのは学生時代に遡ることになるのかな、とかいろいろ考えていた。 で、辿り着いたのは、 「自己肯定」 なんだろうな、と。 高齢者になると、先が見えてくるので「このまま何年かで閉じる自分の人生ってどうだったんだろう?」って思うようになる。そしてもし今現在がそこそこ幸せなら「いろいろあったけど、良かったんじゃないか。いい人生を歩んできたんじゃないか」と思う。そして自分の生きてきた時間、空間全てが「愛おしく」なるのだ。それをもっと愛おしく、もっと愛でたいという気持ちを現実のものにする方法が「自分の人生のそれぞれを時代を彩ってきた友人に会う」という行為なのだ。 人生とは家族であり、友なんだなと思う。