プレイクウにて

Name: 朝田 光 (2004年3月17日)

Date: 04年3月17日 21時18分10秒

昨日サイゴンからダナンに移動し今日の朝の飛行機でプレイクウに来た。

ダナンの街は来る毎に変っていく。川沿いの道はごちゃごちゃしていて、お世辞にも綺麗な街並みとはいえなかったが、みちも綺麗に舗装され川沿いに歩行者用の立派な道ができていた。その道が結構幅広いので子供たちはサッカーの練習をしていたり、人々がゆったり散歩を楽しむ姿が見られたりした。ベトナムはゆっくり時間が流れると思っていたが、あるところ変る時は瞬時に変る。サイゴンも一週間もいない間に小綺麗な店が開店していたり、古い家屋が壊されていたりして驚かされることも多い。これもアジアの力かもしれない。
ダナンでも同じ。昔は本当に汚いレストランしかなかったのに最近では観光客を意識しているのか立派なレストランが多く見られるようになった。ただ味の方はもう少し努力が必要かもしれない。昨日の夕食もディーラーと共にしたのだが、観光客が鳥インフルエンザの影響で減少しているようで、メニューの半分ができないと言われてしまった。残ったメニューのうちから選んで食べたのだが、はっきり言えば今ひとつ。ディーラーも余りおいしくないと気がついたのか、食が進まず、結果的にビールを大量に飲まされてしまった。1時間半の間に日本流で言う大瓶4本くらいをイッキの連続で飲まされると、食も進まなくなる。ただでさえ最近季節の変わり目で食が細いのに、これだけビールを飲まされたら本当に食べられない。
その後お決まりのカラオケへ行って今度はウィスキーのイッキ大会。これじゃ体がいくつあっても足りない。



今日の朝それでもちょっと空腹感を覚えて起きてきたら、ディーラーの親父が待っていて朝食を食べに行こうということになった。これまたこじゃれたレストランに着いたが、注文できるものはビーフステーキとビーフシチュー。以前書いたことがあるかもしれないがベトナムはあるところ大いにフランス文化に影響されているので、他のアジアではフィリピン以外に見られない、シチューだとかステーキだとかが朝食から出される。このビーフシチュー結構好きな部類なので注文したが、このレストランもはっきり言えば全くおいしくない。味が薄すぎて迫力を感じないのだ。本来ならばベトナム産のフランスパンをスープに浸して食べるのが一番おいしい食べ方だが、味が薄すぎてパンの味が勝ってしまう。煮込まれているビーフも他で食べるより硬い。煮込みが足りないのだ。それでも半分ほど遠慮がちに食べたが、私のスタッフなど堂々とパンだけ食べてスープを大半残していた。ベトナム人の味覚と私の味覚は結構近くなってきたのかもしれない。

朝食を終えてまっすぐ空港へ。ダナン、プレイクウ間はどうせローカル線だからガラガラだろうと思っていたら、なんと満席。周りを見渡せばいかつい青年が集団で搭乗している。ローカルスタッフの話ではプレイクウはベトナムサッカーリーグでトップ集団にいるチームだとか。そのサッカーチームの移動と重なったのだ。ローカルスタッフは興奮して、彼がエースストライカー、以前警察チームにいたのだが移籍した、など一生懸命説明してくれたが、当方にとってはガラの悪いガキ大将の集団を見ているような感じだった。

プレイクウはベトナムの山側にありラオスとの国境と接している。だから爽やかな風を期待したのだが、気温30度、サイゴンと全く変わりない気候にちょっとがっかりした。





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