悲しい話

Name: 朝田 光 (2004年3月15日)

Date: 04年3月15日 17時37分47秒

昨日ヤフーのニュースを検索していたらこんな記事があった。

 【サンノゼ(米カリフォルニア州)13日AP=共同】米インターネット競売最大手イーベイのサイト上で、3人のベトナム人少女が台湾向けに競売に掛けられていたことが分かり、イーベイは13日までにこのオークションを停止し、売り手に関する情報を台湾当局に提出した。オークションは今月2日、イーベイの台湾のサイトに登場。「ベトナムからのアイテム。送り先は台湾のみ」などと紹介し、少女の写真も載せていた。最初の競り値は5400ドル(約60万円)だったという。オーストラリアと米国在住のベトナム人活動家がこれに気づき、連絡を受けた女性人権運動家らがイーベイに通報した。イーベイのスポークスマンは、人身売買を厳しく禁じていると説明したが、売り手の詳細については明らかにしていない。(共同通信)

どうしてこんなことが起こってしまうんだろう。多分10代前半の子供だと思われるが、少女趣味というのはどうも人を巻き込むことが多い。社会の正義からして常識以前の問題なのだが、こういうことがまかり通ってしまう。200年前の奴隷制度と全く同じことが行われている。最初の競り値が60万円と言うのも変な話しながら、オークションと言うのも奴隷制度そのものである。気持ちが悪くなるニュースである。



確かにベトナム人の一部いや大部分はまだ貧困層にあえいでいる。さらに貧困層独特の子沢山も彼らの貧困をさらに深刻にさせている。ベトナムは特に男子を優遇することもあり娘に対する扱いも一部ではぞんざいになる。このため一部から問題になっていた台湾への花嫁輸出はこの貧困層にとって、金を得ることと人減らしと言う意味で一石二鳥のシステムでもあった。それでもベトナムは徐々に健全化して言っているので、こういった花嫁輸出について強い自制心が国の内側から広がっている。
こんな貧困層を目当てにした商売、台湾人が関与していて、日本人でなくて良かったと胸をなでおろすのは短絡的だ。以前にもレポートしたが少女売春で日本人がカンボジアで逮捕されているのである。本当にこんなこと許されて良いのだろうか。鬼畜にも劣るというのはこういうことを言う。
もしこの少女どこかに買われていったとしたら、どういう将来があるのだろうか。アメリカは人権意識が高いからどこかで養護施設にでも入れられるのだろうか。それともスラムあたりでひっそりとその人生をもしかしたら薬まみれで終えてしまうのだろうか。
若い人たちには未来がある。こんなまやかしを大人たちは言うが実際はこんなもんだ。60万円で買った玩具のように扱われて、飽きたらどうするつもりだ。場末の売春窟にでも売り飛ばすのか?人間の尊厳を何だと考えている。
どうして後から後からこんな話が起こってしまうんだろう。
これが人間の欲望だからか?

人間は地球上で最も知恵が発達している生き物だ。
ふざけるな。こんな知恵だったらとっくに捨ててしまえ。原始の時代に戻った方が良い。文化が進むと飽食の時代と言われるとおり、もっと刺激が欲しくなる。刺激を感じた一瞬は良いが、人間悲しいことにこの刺激一瞬で終わり、その後は刺激自体に慣れてしまい、感動さえなくなる。それでもやって良いことと悪いことはあるはずだ。

私は本当に悲しい。





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