破廉恥なことはどこも同じ

Name: 朝田 光 (2004年2月25日)

Date: 04年2月25日 15時11分14秒

ハノイにある政府関係省庁では今ひとつのニュースに大きく揺れている。ニュースとは、国家体育委員会の副委員長Dung氏に関するもので、この国家体育委員会は日本で言えば省の位置づけだから、副大臣と呼んでもよい人が、なんと13歳の中学生を強姦したと言うショックなものだった。彼の供述によると12月30日午後、売春斡旋人(女性)から中学1年生の少女13歳を紹介されミニホテル(日本で言うラブホテル)に連れ込み強姦したらしい。強姦後500万ドン(日本円にして5万円弱)を支払ったが、少女が強姦を少女の両親に訴え事が明るみに出た。
副大臣と言えば将来的な地位が約束されており、そのまま居たとしても結構な恩給ももらえさらに世間からは尊敬されるポジションである。その人がたとえ斡旋を受けたと言っても強姦にいたると言うのは人間の性と言え怖いものがある。
去年も同じような不祥事があった。政府高官が国立公園で国が指定している保護獣を狩猟していたのだ。この場合はどうも罰金刑程度だったらしいが、それでもこの高官彼のポジションを失ったことは言うまでも無い。




強姦はさておいても、どうしてこう少女が狙われてしまうのだろうか。先月は日本人とドイツ人が組んで、カンボジアの15歳以下の少女を集めエロビデオを製作し捕まっている。このケース、日本人はカンボジアで同じような犯罪で逮捕されるのは2回目ということで、目を付けられていたのだろうが、それにしても情けない。
以前マレーシアにいた時、不良日本人がインドネシアで10歳くらいの女の子の処女を奪ったと自慢げに話していることを聞いた。あまりのことに気分が悪くなってすぐに家に帰ったことを思い出す。確かに色々な性癖もあるだろうし、趣向の世界もそこには垣間見られるが、それでも相手あってのことどうも理性の働かない話は苦手以前に嫌悪感が走る。
アジアでは何でも許されるし値段も結構安いなど、「夜の歩き方」などで煽るようにして情報が氾濫しているのも目に付く。
ベトナムに出張してくる社員もこういった「願い事」をおずおずと申し出てくることがある。遊ぶということは否定しないが、ベトナム人を人と扱わずただの商品として見る輩は断じて許すわけには行かない。もちろんベトナムの法律からも売春は厳しく禁じられているのでこちらから斡旋することもできないし、紹介さえ難しい。去年も日本人の何人かが買春で逮捕されている。金を払えばそれで済むのであれば、相手方の人権は無いに等しい。強姦を金で買っているようなものだ。ここの理屈が判らない人たちが多すぎる。
ここからは異論がある人が多い話なので、それを分かった上であえて言うが、売春が全て悪いとは言い切れない部分もある。貧困層に職を正しく与えない限りこういった社会の歪みが出てくるのは当然のことだ。ベトナムで厳しく制限されている売春でさえ、ある有名な通りでは夜その手の女性が50人以上立って男性を誘ってくる。これも社会の歪みだ。ここまで否定すると国家の成長過程を通り越して全て先進国並みになれなんてことになりかねない。これも成長過程あるいは日本のようにある特殊な成長をして売春そのものが変って来る過程だと思う。社会悪と言ってしまえばそれまでだが、この社会悪でしか生活できない国家のシステムも存在するのは事実なのだ。

だからと言って路上の女性やら、ホンダガールと呼ばれるバイクに乗った女性の甘い口に乗せられると一生忘れられないほどの怪我をする可能性がある。私の売春肯定論と買春は全く違うことを理解して欲しい。





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