訂正いたします
Name: 朝田 光 (2004年1月9日)
Date: 04年1月09日 00時02分38秒
最近のベト通はいい加減を極めていてどうも勝手な推量ばかりで書いている。昨日も熱心な読者から間違った箇所を指摘されたので、改めて訂正する。
まずベトナム語でスケベという意味のバーミランはもちろん35と言う意味だが、この語源はどうもヤギが関係しているのが事実らしい。本来のベトナム語の正しい?スケベはサイゴン語ではイェークゥー、ハノイ語ではゼィークゥーでこのサイゴン語でイェーにあたる部分はヤギの意味を持っている。35はかつて昔ヤギを表した符牒のようなもので、そこから転じてスケベになったという説が一般的である。どうしてヤギがスケベを表すかと言うとこれも諸説色々あるが、一般的にはヤギの肉を食べると精力がつきスケベになると言われている。これも本当かどうかはちょっと怪しい。
次にハノイでよく買われている四角いケーキを羊羹と表現したが、見た目はちょっとそうでも実際には日本で言う餅で作られたケーキ、あるいはもっと大胆に表現をしてみるならば、餅っぽいオコワというのがあたっているかもしれない。これもあわせて訂正する。
他にも色々と訂正箇所があるだろうがまたあったら連絡して欲しい。
餅で思い出したが、昨日久しぶりにAlisa様と会うことができ、なんかの弾みでベトナム通信に書いていた、餅がないので雑煮が出来なかったという話になり、言ってくれれば冷蔵庫に餅が保管してあったのにと言われた。読んでいる人は読んでいるのだ。彼女は結構熱心な読者でありがたいのだが、カレールーをただで提供するから今度カレーを作ってくれと言われ、内心うれしいやら困ったやらで、複雑な心境でもあった。また今度フィッシュヘッドカレーでも挑戦してみましょうかね。

昨日は新年になって初めて船宿に会った。船宿はご存知の通りホテルのセールスレディー。彼女は勤務先のホテルに住んでいるのだが、新年の最初の電話の話は面白かった。新年1月1日朝9時ごろ、大晦日のカウントダウンに参加していた船宿はまだ寝ていたそうである。そこにレセプションから電話。日本人宿泊客がどうしても彼女と話したいと言っていると言われたそうだ。寝ぼけ眼で「えっ、どのお客様」と聞く前に繋がれてしまった。「あけましておめでとうございます」も言う前にその日本人宿泊客「ルームサービスをお願いします。お粥とスクランブルエッグ。」彼女はもちろんセールスレディーでルームサービス業務とは何のかかわりもないのだけど反射的に「スクランブルエッグには何をお付けしましょうか?ハムですかベーコンですか?ハムでしたらスクランブルエッグの中に入れますかそれともサイドディッシュにされますか」と流暢に話している自分に驚いたと言う。さすがプロ中のプロ。寝ぼけていても営業は忘れない。
それでもそのホテル、ルームサービスメニューは完全に日本語に訳されており、番号さえ言えばオーダーできるシステムになっているのに、「Room Service Please」もこの客は言えなかったのだろうか。日本から観光へ来られようとしている皆さん、いくら英語が話せないとはいえ、このくらいの度胸が無いとたとえ海外旅行でも楽しめないと思うよ。
恥ずかしい話しながら私も英語での失敗は山ほどある。
かつてMBA留学のためにアメリカに行った時、サマースクールで語学研修を受けさせられた。このとき先生が明日から「TIME」という雑誌を使って授業しますので買ってきてくださいと言われた。
早速スーパーマーケットに行き、タイムを探したがどこにあるか分からない。仕方が無いので店員に「Do you have a time?」尋ねたところ回答は「Now it is almost 3 o’clock」と言われてしまった。この意味分かるよね。アメリカの慣用句では今何時を「Do you have a time?」と言うことがあるのだ。仕方が無いので「Do you have the time?」と聞いたら女性店員にびっくりした顔でにらまれてしまった。これは分かりますか?「the」が付くとあなたの時間がありますかということになり、デートの申し込みに良く使われる慣用句。
ここまで悪戦苦闘して違う違うタイムだタイムだと何回も繰り返して叫んでいたら、やっと分かったようで、3番のコーナーを曲がったところにあると言われた。3番のコーナーを曲がったところに確かにあったタイムが、しかしそれは香辛料のタイムだった。
このことを英語の先生に拙い英語で説明したら、彼はにこりともせず
「明日から使う教材はNewsweekに変えましょう」とさらりと言った。
こんな馬鹿な経験を積まないと英語もうまくならない。