始まったこと、始まること
Name: 朝田 光 (2003年12月29日)
Date: 03年12月29日 16時22分06秒
どうもこの頃いかん。土曜日の夕方ちょっと人恋しくなって、尼姉と船宿に電話して飲みに行かないかと誘ったが、両者ともこちらの携帯を無視。電話を取ることさえない。後から尼姉から言い訳のメールをもらったが、文中に「ウン、なになに?何を私にとられるの?ラーメン?楽しみ。楽しみ。」と書かれてあった。だからベト通は難しい。
さてご存知の方も多いと思うが、ベトナムの紙幣がついに変わりつつある。ある人はデノミをせずにまた改めて硬貨を作ったのは有史以来の国になるのではないかと、難しいことを言っていたが、今回新しい紙幣とついに硬貨が導入された。まだ新しい紙幣と硬貨は街に十分行き渡っていないので未だに馴染みは薄いが徐々に浸透して言っていることは確かだ。
まず新紙幣についてであるが、今までの最高紙幣が10万ドン(邦貨900円くらい)だったが今回50万ドン紙幣もお目見えした。日ごろ日本では1万円が財布に入っていてもそれほど感じることは無かったが、いきなり50万ドン紙幣が手渡されると、今までベトナムドンを輪ゴムでくくってぞんざいに扱ってきたのに、どうもこの方式では50万ドン紙幣の居心地が悪い。財布の中にこれだけ入れるのもちょっとおかしいし、便利になった反面未だに馴れるまでにはいたっていない。(できるだけこの50万ドン紙幣の受け取りを拒否している)。

さらに新紙幣は紙幣の右側にひょうたん状の穴が開いており、そこにプラスティックに紙幣の金額が印刷されたものが埋め込まれている。これはこれで良いのだが、新し物好きのベトナム人は始めてこの紙幣を取るとこのプラスティックの穴に目を当て、見える見えるとわけの分からない遊びをするのがちょっと気になる。タバコ屋のおばちゃんによるとこのプラスティック、もし折り目がついたら政府が没収するという噂が流れていると言ったが、本当はどうなんだろう。
新しいコインは5000ドンコインしか見たことがないが、金ぴかのはっきり言えば、そこらのスロットマシーン屋で使っているちゃちな偽物コインに似ていないこともない。まだ使い初めで汚れていないので金色が目立つからだろう。ここでも初めて手に取ったベトナム人が路上に投げて遊んでいたので、すぐに汚れて風格を持つことになるだろうが…
今まで色々な国の紙幣を見てきたが、はっきり行ってベトナム紙幣ほど汚い紙幣は見たことがない。特に市場やタクシーから渡される紙幣はもうすでにくしゃくしゃで茶色く変色しており、触るのにも勇気がいるほど。新しい紙幣になってきれいになるのだろうけど、お金を大切にする姿勢も教えていかないと、また元の木阿弥のような気がする。
次はこれから始まる話。
NHKのニュースなどでも紹介されたが、ついに1月1日よりベトナム入国に関し日本人はビザが免除となった。今まで法外なビザ手数料を取られていたが、基本的に観光目的ならばビザはいらない。
この話も混乱が多くて、政府が発表したにもかかわらず、東京のベトナム大使館は知らないので、ビザを取った方が良いと言ったとか言わないとか。またJTBなど警戒しているのか1月1日の入国に関しては入管がこの決定を知らないことがあるので、ベトナム政府の公式文書を持参するなど、結構大変な騒ぎになっている。確かにベトナム政府のシステムを信用しないのは良いことだが、どうもこの話をきけば聞くほど情けなくなってくる。あれほどファンバンカイ首相が明言しているのに、末端組織まで行き渡らない不条理、いつも感じることなんだけどどうにかならないかなあ。