シンガポール大変

Name: 朝田 光 (2003年12月28日)

Date: 03年12月28日 16時17分24秒

金曜日からまたしても1泊2日でシンガポールに来ている。ディーラーの親父と込み入った話をこの年末にする必要があったのだが、チャイニーズニューイヤーに生きている彼らにとって、今の時期は年末でもなんでもない。ただ12月26日ということを忘れていた。

サイゴンのタンソニアット空港に行ったときから確かに嫌な予感がしていた。出国の手続きも前の人がトラぶり時間がかかった。飛行機の中は子供がずっと泣いていた。シンガポールの入国も私のレーンだけ入国に関して問題があったらしく係員が事務所まで確認しに行くことになり、結果的に時間がかかってしまった。シンガポールにしては珍しいことである。チャンギ空港からホテルまでタクシーの運転手は「みんなクリスマス休暇を取ってタクシーは暇だ。ただオーチャードの方はちょっと混んでいるかもしれないがたいしたことは無い。」と言っており、そんなもんかと思っていた。



久しぶりのシンガポールである。こんな話を書くとまた尼姉に取られる可能性もあるが(だからベト通は難しいのだ)、日本製のインスタント食品やらなにやらが切れてきたので、高島屋に行くことにしたのだ。いや恥ずかしい話し、本当のことを話そう。実はどうしても吉野家の牛丼が食べたくなってしまったのである。もちろんシンガポールでは吉野家がフランチャイズしているので他でも食べられるのだが、クリスマスのデコレーションをちょっと見たいと思って、タクシー運転手がちょっと混んでいると言われたのにもかかわらず、オーチャードに向かった。この性格は昔から一緒でいつも大きなトラブルになる。昔東北自動車道が混んでいるというのを聞いたにもかかわらず、紅葉を見に日光に行こうとしたことがある。結局このときも途中で引き返した。実は私はそんな性格なのである。
さて、ホテルからタクシーでオーチャードに向かう。確かにオーチャードと言った瞬間タクシー運転手が嫌な顔をしたのは分かっていたが、まあ大丈夫だろうと思っていた。しかしオーチャードに近づくととたんにタクシーが渋滞の中、止まってしまった。15分経っても50mも進まない。仕方が無いのでそこから20分近くオーチャードまで歩くことになったが、オーチャードも人ごみで占領されていてどうも自由に歩けそうにない。12月26日は祝日ではなくワーキングデイにもかかわらずものすごい人である。観光客かと思ったが、彼らの会話を聞いていているとどうもシンガポーリアンが大半を占めているような気がする。
とにかくすごい。いつもなら待ち時間無く吉野家の牛丼を食べられるのに、2時半に行ったにもかかわらず、満席でしかも注文できるまで20分も待たされた。ようやく人を押しのけカウンターでぼそぼそ食べるが、後ろから空席待ちの人に睨まれて食べる状況で、落ち着いて食べられない。ようやく食べ終えて高島屋のスーパーマーケットに行くがここも人人人。あまりの人の数に圧倒されてろくな買物も出来ずキャッシャーに並ぶ。ここは思いのほかスムーズですぐに終えたが、そこから人にぶつかりぶつかり地下鉄につくまで結構時間がかかってしまった。もちろんあの状態タクシーに乗るなど考えられない。
地下鉄の切符を買ってホームに降りると、シンガポールにはもうすでに30回以上来ているが初めてこんなたくさんの人がホームに待っているのを見た。地下鉄が到着してもあまりにも多くの人なので乗り切れない。山手線ラッシュ状態でもある。
こういうときシンガポーリアンは慣れていないのか「どけ」「どかない」で怒鳴りあったり、小突きあったりと、シンガポールにしては荒れた雰囲気となっていた。
オーチャードでゆっくり大好きなコーヒービーンでコーヒーとも思っていたが、すぐ地下鉄に乗って帰りホテルで寝た。疲れた。





ベトナム通信目次に戻る