キャディーとメリークリスマス
Name: 朝田 光 (2003年12月16日)
Date: 03年12月16日 10時48分46秒
以前書いたように日曜日、ソンベゴルフリゾートのキャディー約60名を招待してクリスマスパーティーを開催した。幸いにもこのベト通を読んで駆けつけてくれた熱心な読者もいて、招待側日本人は10名と合計60名の大きなクリスマスパーティーとなった。これだけ大きいと会場も限られてくる。今回はレストランの結婚式会場になるような大広間を借り切りそこで長いテーブルを作ってもらい、一同で夕食を共にすることとした。
開宴は6時半の予定であったが、7時ごろになっても肝心のキャディーが姿を見せない。ちょっと心配したが7時15分、45分ほど遅れてクリスマスパーティーがスタートした。聞いたところによるとJINROという韓国製焼酎メーカーが午後大きなゴルフコンペを開いて、キャディーの仕事が終わるのが遅くなったとのことだった。
彼女の平均年齢は多分20代前半であろう。日本で言えば全員体育会系ののりである。ビールは小瓶で200本ほど用意したが、ベトナム女性には珍しくガンガン飲んで終わる頃にはほぼ無くなっていた。それも日ごろの恨みもあってかもしれないが、日本人招待者に対してイッキのリクエスト。とにかく彼女たちが飲むというよりは飲まされた感じを多く持った。
パーティー半ばに来て恒例のビンゴゲーム。大体の彼女たちはゲームの仕方を知っていたが、一部キャディーがとんでもないところに穴を開けたり、FREEのカラムを空けずにビンゴを逃したりと結構混乱も多かった。日本人がそれぞれ持ち込んだ思い思いのクリスマスプレゼントを当てた順に手渡ししていくのだが、もう最後の方になると当たっていないキャディーがパニック状態になり、結局もらっていないキャディー全員で奪い合う結果となってしまった。司会役をしていたキャディーでさえしっかりと手元にプレゼントの洗剤を抱えていた。

プレゼントの中には余りもののウィスキーが多く入っていた。もちろん彼女たちにウィスキーを飲む習慣が無いのでどうするのかと心配していたが、あるキャディーがこのウィスキーを市場で売ったらいくらで売れるだろうかと話し合っていたので、そういう処理の仕方もあるのかと逆に感心した。
パーティーはそのうち酒に酔った日本人が暴れだし、収拾がつかなくなってきてしまった。キャディーと言ってもやはり女性。日本人の繰り出す芸が下品に近づくと、やはりその場の雰囲気がおかしくなってくる。いくら学生時代の宴会芸ののりといっても、やはり全裸になりたがるのは日本人として恥ずかしい。やめたほうが良い。
キャディーの方はというとダンス付きでベトナムの歌謡曲を熱唱したり、それに合わせて全員で歌いだしたりと、どうも日本の昔の女子高生ののりで新鮮に思えた。
そんなことをしているうちにあっという間の2時間半は終わりお開きとなったが、キャディーが持ち込んだクリスマスケーキが食べ終わらないのか、皆中々帰らない。聞いたところによると次の日はキャディーによるゴルフコンペティションがあるそうで、また早く起きてゴルフ場に行かなくてはならなことになっているのに、結構楽しかったのかケーキを食べるのとおしゃべりに夢中でいつまでもレストランは賑やいでいた。
パーティーを終わって日本人の一部から月例でこの行事をしたいと言っている者もいたが、こういうパーティーは年に2回ほどだから楽しいのであって、毎月していたらすぐに両者とも飽きてしまうに違いないと思ったのだが、ちょっとニヒリストすぎるのであろうか。