最悪のソウル その2

Name: 朝田 光 (2003年11月28日)

Date: 03年11月28日 13時33分11秒

前の晩泥酔させられた次の日、自分でも立派と思うのだが、寝る前にモーニングコールを掛け、携帯もしっかりサイゴン時間で4時に目覚ましをセットしてあったため、とりあえず起きることが出来た。起きたことは起きたが、ちょっとでもベッドに横になるとすぐに眠ってしまう。このまま寝過ごしたらサイゴン行きの飛行機はこの日に限って一日一便しかないから、帰るのが次の日になってしまう。金曜日は大事なアポイントがあったし、またしても昨夜のような宴会はこちらからごめんでもある。とにかく這ってでも帰らなくてはならない。無理やり起きると熱いシャワーを30分ほど浴びる。それでもまだ完全に目覚めない。仕方が無いので無理やりスーツを着て、予定していた時間より早くロビーで清算をしてしまう。とにかく体が重いのですぐに座りたくなってしまう。座るとすぐに寝てしまいそうなので、これまたまずい。仕方が無いのでリムジンバスが来るまでホテルの前でゆっくりとタバコを吸うことにした。
日本の方ならご存知の通り、この時期その日はちょっと暖かかったとはいえ7〜8度位の気温しかない。サイゴンは朝から30度を超えるから一気に20度以上気温が下がったことになる。常に南国で仕事をしているので、マッキントッシュの簡単なジャケットしか持っていない。これは寒さが骨身にしみた。15分も立っていると夏用のスーツのズボンから容赦なく寒さがしみこんでくる。10分を経過したあたりから体中ガタガタ震えだした。
ようやくリムジンバスに乗り込みこれから空港まで一時間弱寝られると思ったが、体が一向に温まらず寒くて寝られない。結局寝られたのは空港に着く10分ほど前。



インチョン空港では相変わらずの仰々しいセキュリティーチェックなどで空港内に入ることが出来たのは1時間を経過していた。それでもサイゴンで待つスタッフのために、最近インチョン空港ではやっている唐辛子入りチョコレートとキムチを購入する。
買物が終わるとちょっと椅子へ、空港は暖かくて気持ちが良い。自分では10分ほど寝たつもりが、ふと起きるとファイナルコールで自分の名前が呼ばれている。1時間以上空港待合室の椅子で寝てしまったことになる。走るようにして搭乗。私が乗るや否や飛行機のハッチが静かに閉められた。
飛行機の中でまたしても寝ようとしたら、どうも先ほど寝すぎたためかうまく寝られない。しかも食事のサーブが始まる。そういえば朝から一口も食べていないのを思い出したが、サーブされた食事は一口で終わってしまう。まだ気持ちが悪い。飲み物ばかりどんどん飲んでしまう。
飛行機はそれほど混んでいるわけではなく、中央に座っていたベトナム航空のパイロットの制服を着た男性がかなり大きな音響でイビキをかいて寝ている。きっと昨夜の深夜便のパイロットだろう。食事も取らずひたすら寝ていた。それにあやかりたいと無理やり目を閉じるが中々寝付けない。結局飛行機の中で文庫本一冊読み終えてしまった。
ホーチミン タンソニアット空港に2時に到着した。それからすぐに事務所へ。スタッフが待っている。とにかく書類と格闘しながら5時までろくな休憩さえ取れず仕事をする。
流石に5時には帰らせてもらうが、以前から気になっていたので床屋に行って髪を切ってもらう。帰宅したのが7時。それから疲れきっているのでインスタントラーメンを簡単に作り、NHKも見ずに9時に就寝する。
ナンだったんだろうこの一日。





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