ロンスィーン ホテルの一室から

Name: 朝田 光 (2003年11月18日)

Date: 03年11月18日 07時52分56秒

久しぶりのメコンデルタである。もしかしたら六ヶ月以上来ていないかもしれない。
事務所を9時に出るとメコンデルタの入り口ミトーに向かった。最近ホーチミン市内の渋滞は目を覆うばかりでホーチミン市を脱出するのに1時間半以上かかってしまった。これもSEA GAMEの関係で所々工事をしていたり、交通規制をしていたりするので自然渋滞というよりはむしろ工事渋滞といってよいのかもしれない。こんなことから以前なら一時間半ほどでつくミトーには11時半を回って到着した。ミトーはご存知の通り観光の「メコン河クルーズ」の玄関口。このためいたるところで簡単に観光客と出会える街の一つである。11時半も回ったのでミトーのディーラーと昼食と言うことになって、ベト食のレストランに行ったがここでもフランス観光団が大挙して象耳魚を食べていた。以前紹介したがこの象耳魚は給仕されてくるときに竹に支えられてまるで泳いでいるように立って出てくるので、その珍しさからかそこら中でカメラのフラッシュが焚かれていた。こちらはそんな料理には目もくれず、カーコントウ(魚の煮付け)やら鶏のバーベキューなどを注文した。最後の鍋はディーラーの親父のたっての希望で、またしても鰻の鍋となった。料理が出てくる前からハイネッケンがケースでテーブルの横に付けられ、料理が出てくる前に2本、結局大瓶に直すと3本以上を昼食のときに飲まされてしまった。ベトナムの文化なのかどうか分からないが、ディーラーの親父と飲むときは、だれかがビールを飲もうとするとすぐに乾杯となり、全員が飲まなくてはならないのがルールである。このためだれかがちょっとでもビールのグラスに手をかけるといち早く見つけ「乾杯」となるので、ちょっと飲まされるほうもペースが合わず苦しい。



鰻の鍋はたっぷり生姜が入っていて、泥臭さはない。また煮込まれた鰻をヌクマム(フィッシュソース)で食べるので、日本のような鰻の風合いはここでは味わえない。ベトナムに来て初めて鰻の骨をまじまじと見たが、結構変わった形をしていて魚らしくない。それでもそこまでにビールをたらふく飲まされていたし、鶏のバーベキューも食べていたのでそれほど多くは食べられなかった。
ミトーのディーラーと分かれて今度は一路ロンスィーンに向かった。しかしたらふく飲まされたビールのせいかほとんどは夢の中。せっかく楽しみにしていたメコン河のフェリーもほとんど寝てしまった。1時にミトー出てノンストップでロンスィーンに向かったが結局着いたのが4時半。ロンスィーンのディーラーに挨拶して、このホテルに着いたのが5時半。7時からこのディーラーと晩飯を食うから、このベト通を書き終えたら急いでシャワーを浴びて支度をしなければならない。一体今日はどのくらい飲まされることやら。

流石にロンスィーンの街並みを見ているとサイゴンの喧騒とは違う落ち着いたものを感じる。バイクも少ないし、車も少ない。渋滞など全くないのではないだろうか。きれいに道も整備されているし、街自体もきれいな気がする。なんと言っても空気がうまい。サイゴンは最近バイクと車が多すぎて咳が止まらないときもある。
咳で思い出したが、こんな日程、今日今まで吸ったタバコ4本。本気で禁煙できるかもしれないと思ったが、ホテルに入った瞬間立て続けに3本吸ってしまった。まあ朝田に禁煙は似合わないのかもしれないが…





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