どうでもいいけどね
Name: 朝田 光 (2003年10月31日)
Date: 03年10月31日 20時53分33秒
どうも前回日本に帰ったときに聞いた日本の女性コメディアンのフレーズ「どうでもいいけどね」が耳について離れない。このフレーズある意味ではベトナムにぴったりなのかもしれない。
飛行機に乗ると相変わらず席のことでもめる。チケットに座席ナンバーが書いてあるのに無視してよいところから座るから飛行機が動き出すまでいつも機内がぐちゃぐちゃになる。最近スチュワーデスも慣れてきて、交通整理もうまくなったがそれでも10分ほど機内が騒然となり落ち着かない。これが飛行機の運航に支障をきたす訳ではないので「どうでもいいけどね」
私の会社のレセプションはかつてプロ歌手としてステージにも立ったほどの器量よし。外部の人も感心するほど愛想も良い。だからかもしれないが今日の彼女の誕生日には花束が山ほど来ていた。特にすごかったのはおよそ100本のバラが花束となって届けられていたこと。持たせてもらったけどバラも100本ともなると結構重い。そういえば昔尼姉の誕生日に冗談で日本の花輪(道路の良く飾ってある巨大なもの)と同じくらいの大きさの花輪を贈ったことがある。結構受けてその前で写真を取っていたことを思い出す。Junさんの悪趣味のように人の結婚式で絶対使わない、しかも大きいそして捨てられないものを贈る習慣よりよっぽどしゃれているとは思うが「どうでもいいけどね」

ベトナムに住む人特に駐在員の間ではベトナム航空の機内食の評判が悪い。味もさることながら見てくれもあまりおいしそうではない。それでも以前より改善されてきているような気がするが、食べない人も多い。かく言う私もよっぽどのことが無い限り食べることは無いのだが、この間時間が無くて仕方なく食べることになった。このときはビーフンを炒めたもの。ベトナム航空が改善されていると思うのに、こういった食べ物が温かく出てくるようになったことだろう。それでもこのビーフン温めすぎていたせいだろう、ビーフンがカリカリになってしまい、大半は食べられなかった。まあこれも「どうでもいいけどね」
最近2輪車や4輪車のメーカーとベトナム政府が話し合っている。極めて簡単に言ってしまえば、政府側は渋滞解消のためこれら車に増税を図りたい。メーカー側は渋滞対策に道路整備を図るべきだという議論。どちらも正論。ただ渋滞対策もさることながらもう少し交通ルールを守らせた方がよいのではないか。これが多くの渋滞や事故を引き起こしている気がしてならない。これは「どうでもいいけどね」と言うよりは「知らない素人の浅知恵」かもしれない。
ベトナムにはまともな道路地図がない。観光地図などは整備されているが、主要道路を網羅したようなきっちりした地図は無い。車の運転手も地図の見方が分からない人が多い。だから住所を告げてタクシーに乗るのだが、道の名前さえおぼつかないタクシードライバーがいる。地図が無いのは国策の一部だが、そろそろ都市部だけでも地図を整備していった方が良い。どこが急に一方通行になるかや、工事のときの迂回路など全てドライバーの勘が頼りではこちらも落ち着かない。まあこれも今となっては「どうでもいいけどね」
日本のコメディアンの「どうでもいいけどね」は笑いを誘ったがここベトナムの「どうでもいいけどね」はちょっとシュール。
一日本人がベトナムを良くしようなどと大それたことを考える方がおこがましいが、もう少し良くなってくれればと願う。
ところで11月の日本にTシャツ一枚で帰ったJunさん。40過ぎなんだからもうちょっと考えなよ。ただでさえ風邪引いていたんだから。
まこれも彼にとっては「どうでもいいけどね」だろうね。