ラオスに行って
Name: 朝田 光 (2003年10月26日)
Date: 03年10月26日 20時23分25秒
金曜日の午後のフライトでラオス ビエンチャンに到着した。いつもと変らない風景。東南アジアの中で一番首都らしくないといわれるビエンチャンである。
今回はディーラーが新しく店を出したためのオープニングセレモニーで行ったわけでそれ以外に実は仕事はない。別に交渉することもないしただオープニングセレモニーでスピーチをして笑って接客さえしていればよい単純な仕事のはずだった。しかし着いた夜からきっちりスケジュールが組まれていて、最初の夜は教育省の大臣と夕食を共にし、オープニングセレモニーが終わったら、以前書いたラオスの大金持ちのファーム見学と結構シビアなスケジュールである。前回も書いたが少々落ち込み気味でしかもベトナム生活を始めて一番と言うほど体調も優れない。体がいうことを利かないという感じである。大臣との夕食は前回と同じ小渕元首相も食したというビエンチャンで一番高級なレストラン。ここでたらふくラオス料理をご馳走になった。ラオス料理というのは以前から書いている通り、タイ料理に煮てからさが基本である。前回チリパディライスのことを書いたからこんなことになったのかもしれないが、全品頭のてっぺんまで刺激が走るほどの辛さであった。それでも一緒に出されたもち米と一緒に食べると後を引くほどおいしい。
ここで皆様もご存知かもしれないが、辛さに立ち向かう方法を一つ。辛いと感じたら決して水分をがぶ飲みしてはいけない。水が辛さを舌全体に行き渡らせて辛さがもっとひどくなる。辛さを感じたら一番いいのはおコメを食べて中和するようにすると結構収まる。これでも収まらない場合は塩を舐めると良い。舌の感覚が辛さからしょっぱさへ変っていき、辛さが和らぐ。舌は実は次の刺激がもっと強いと今の刺激より後の刺激の方へと移行するので辛さを逃れることが出来るのだ。

さてオープニングセレモニーは日本大使やらイギリス大使やらVIPを含めて120名は来ると大見得を張られていたが、ふたを開けてみたらやはり40名強の参加者しかいない。東南アジアはこんなものだ。それでも大蔵大臣やら警察のトップやらそれなりの人が来てくれたので一応成功だろう。ラオス中央テレビも来て取材をしていた。後日談になるがその日の夜晩飯を食べていたら、私の顔のアップがラオス中央テレビに流れたときにはちょっと照れくさくなってしまった。
オープニングセレモニーはスケジュールでは8時半きっちりに始まることになっていた。ちょっと早すぎると何回か確認したが、終了時間が10時過ぎになると暑くなり参加者が嫌がると言われた。確かに新しい店はそれほど大きくないので道に大きなテントを張ってそこに参加者に座ってもらうシステムになっている。これでは暑くても仕方が無いなとそれなりに納得したが、9時になっても始まらない。昨日夕食を取った教育省の大臣はきっちり8時半から気品席に座っている。JICAの人も日本人だけに8時半から来られたが、全然始まらないので9時過ぎには用事があると帰られてしまった。どうしてこんなに遅れるのだと聞いたところ、ラオス中央テレビが来ないからだった。彼らが来たのが結局9時45分。確かにラオスのこの時間は暑くなる。特にスーツ姿で2時間余りも立たされている私は汗びっしょりで、何をやっているのかわからない状態となった。
最近流行の「バカの壁」ではないが「話してもわからない」ことは世の中に結構多い。