最近思うこと

Name: 虎清水権造 (2005年5月27日)

Date: 05年5月28日 00時54分56秒

もう日本へ帰ってきて1年以上経過してしまった。はっきり言えば体はホームシックならぬアブロードシックにかかっている。また来週韓国工場に出張するが、私の求めているのは照りつける太陽とむっとするアジアの熱気。この感覚は残念ながら韓国では味わえない。
もうすぐ日本にも夏が来る。一時アジアを思い出させる季節がやってくるが、街中に漂う屋台から上るアジアンエキスは残念ながら日本にはない。う〜んアジアに戻りたい。

最近日本では中国との関係を心配する人たちが多い。小泉さんに会わずに帰っただの、靖国神社参拝への強硬姿勢だの。はっきり言ってこれは実は中国と日本の問題ではなく、中国の国内政情問題なので、神経質になる必要はないと思う。両国とも互いの重要性は実は骨の髄までわかっているし、本気でなじりあうほどの根性もない。中国国内情勢からくる非難の応酬などそこらの公園で毎日のように行われている「砂場での喧嘩」と同じで、時がたてば解決してしまうと思う。中国人は日本人を見下し、日本人は中国人を違う国の人と感じる。これが根底にある問題だ。



ただ人間なんて帰属意識がないとやっていられないのがDNAに刷り込まれているから、つい日本村 対 中国村の戦いになってしまう。今回は殴りあいになることは100%ありえないけどね。韓国の対日感情もしかり。国際問題というよりはやはり韓国大統領の人気回復策とみるのが妥当でしょう。韓国の対日感情を悪くしているのは今まで日本がとって来た、韓国人蔑視の感情が対立を呼んでいると思う。最近は改善されてよくなっていると思うけど、プロ野球の歴史なんか見ているとわかるよね。在日韓国人の人たちがわざわざ日本名を名乗ってプレイする。これってまさに日本の差別意識の表れだと思うんだ。
政治の話をするつもりは全くなかったけど、ついつい話がそれてしまった。
ただ今回まじめに言いたいことは、アジアは今急激に動いているっていうことを理解しないといけないってことだ。アジア、特に東アジアでの北朝鮮問題。中国の国内問題。特に中国はこのままの状況が続くと北京オリンピックの開催さえ危ぶまれてしまう。内実はそこまで追い込まれていると思う。
されに東南アジアに目を転じると、いつまでも解決しないインドネシアの少数民族問題。ティモールだけではない独立運動を抱えているインドネシアは、舵取りしだいでは大きな爆弾を抱えることになる。フィリピンのイスラム過激派闘争。これも掃討作戦などといいながら進展があまりない。いまだにセブ島に対して危ないイメージが付きまとう。
ASEANの中という意味では「議長国」を無理やりおろされたミャンマー。国の力がそれほどなくまた北朝鮮ほど過激ではないので忘れがちだが、この国の将来を考えると民主化の道は果てしなく遠い。
いつ火がついてもおかしくないカンボジアとタイとの関係もある。果たして彼らに心からの和解はありえるのだろうか。そういう意味ではミャンマーとタイも常に小競り合いの対象である。
タイの国内情勢を考えるとマレーシア国境近くのイスラム教徒への対応しだいでは紛争が起こる可能性が高い。前回は無理やり軍で制圧したがインドネシアのイスラム原理主義者が音頭を取ればいっそう激しい抵抗運動が繰り広げられる可能性が高い。

世界に目を転じてみれば「日中関係」などまだまだ深刻ではない。





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