フィリピンからの便り

Name: 虎清水権造 (2005年3月29日)

Date: 05年3月29日 22時03分44秒

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朝田氏のコラムを読んでいらっしゃる方には思い当たることがおありになるかもしれないが、朝田氏にとって50回目の3月28日が来てしまった。もうこの世の終わりかとも思える50歳。今日から映画館のチケットもシルバー割引になるらしい。本当に世も末だ。そんなこともあり、ベトナムからは流石にメールの嵐。そしてどういうわけか誕生日プレゼントと言うことらしいが、ワイシャツ2枚がDHLで送られてきた。ありがたいのだが、このワイシャツサイゴンの裏工場で作られたバッタ物が多く着ている内にすぐぼろぼろになってしまうことが多い。まあこれも好意だから素直に受け取る必要がある。
今回はフィリピンからもメッセージが来た。びっくりすることにどうして私のメールアドレスがわかったのだろうか。まあ同じ会社に勤務しているからわかろうと思ったらわかるんだけどそれにしてもあのいい加減なフィリピン人がよくもまあ探し出してメールを出してくれたものだ。
フィリピン人とメールをやり取りするのは少し緊張感を伴う。
彼らはあらゆる点から英語が母国語である。マレーシアやシンガポールも英語は国語であるが同じ民族間では広東語やらマレー語やら話していることが多い。しかしフィリピンの場合は確かにタガログが一部混じるにしても、フィリピン人通し会話は100%英語と言ってよい。これにはわけがある。フィリピンはインドネシアと同等とはいわないにしても大小様々な島からなっている国である。彼らの本来の言語タガログも海で隔てられた島々で独特の成長を遂げ、結果的に訛りや独特の表現が多すぎて話が通じなくなってしまったのである。だからフィリピン人は4ヶ国語以上話せますなど言うが、この意味は英語と3地方の訛りが理解できますと言うことになる。だからどうしても最後のコミュニケーションの方法は英語となる。



日本の相撲部屋のように独特な日本語を形成して地方から来た新人でも話が通じるようにするなど日本でさえ苦労はあるが、フィリピンの場合は地方の訛りは既に訛りではなく、他の言語ほど違う。
こんな中彼らの英語の教育は生きるためのどうしても必要なものとなる。これはマニラのマカティーあたりの高級オフィスで働ける会社員はほとんどパーフェクトの英語を話すことになる。だから緊張感を伴ってしまうのだ。
発音からアメリカイングリッシュのスラングまで、ほぼパーフェクト。アメリカのきついコメディーでさえ地方出の女の子はパーフェクトにわかる。つまり笑うタイミングはどんぴしゃなのである。
それに引き換え私など英語で仕事はしているがコメディーを同じタイミングでワハハと笑うなど夢のまた夢。叶わないものと思っています。
っ最近フィリピンに英語によるカストマーセンターが続々とできたと聞いているけどやはり実際英語ができると言うのは強いメリットになる。
世界中で中国語と英語ができれば何とかビジネスと生活が出来ると言われている。ベトナムでさえ中国語はごく一般的に通じる。しかしその上を行くのはやはり英語。どんな偉い人でも英語は話す。ミャンマーでもマレーシアでもシンガポールでもカンボジア、ラオス、ベトナム。全て程度の差こそあれ英語でコミュニケーションを取る。やはり国際共通語は英語となってしまうのかもしれない。





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