訪問者シリーズ いきなりこんにちは

Name: 虎清水権造 (2005年3月22日)

Date: 05年3月22日 14時47分12秒

毎度御引き立てロードバザールhttp://www.roadbazaar.com/ でございます。
前回こんなこと書いていいの?などといいながら書いてしまいました。そういたしましたらどんどんはじけてしまい、あんなこともあった、こんなこともあったと思い出がよみがえってきました。
まあ信じてもらう、もらわないは別にしてこれは完全に私のベトナムでの親友のケースです。
皆さんベトナム特にサイゴンにおけるラウンジ遊びの基本はお分かりになりましたね。そうです。基本的に女の子を代えてはいけないのです。ただこの不文律時々例外と言うのがあります。前回も書いたとおり客の方で我慢できない、あるいは女の子の二股がはっきりわかった。などなど。そして女の子側にももちろん客から逃げる方法があります。それはラウンジを辞めてしまえばいいのです。ベトナムは本来家族主義。もし彼女たちの父親が家で働けと命令すればそれに従わなければなりません。そういう意味でも、彼女たちはよく「家族のことで田舎に帰ります」というフレーズと共に行方不明になることが多々あります。これらが本当のときもあれば一ヵ月後別のラウンジで働いていたと言うこともあります。ただ違うラウンジで見つけた場合でもそっとしておいてあげるのが客のエチケット。強引に指名してどうして辞めたのかなど根掘り葉掘り聞くのは野暮と言うものです。
さて客が嫌になったので「田舎に帰ります」など言って見たものの、お客さんAはどうしても嫌、でもBさんは本当に優しいし、誰にも取られたくない。しかも御金持ちそう。こんな場合、彼女たちはいきなり訪問販売を仕掛けてきます。まずは携帯電話で、田舎に帰ろうと思ったのだけどあなたのことが忘れられないので最後に会って欲しい。



中年にもなるとそんな風に言われることが少ないので、「まああってやるか」などということになってしまいます。朝田はまったくそんな感情はありませんがね。
最悪なのは彼女と会うのにアパートのロビーで待ち合わせることです。男にしてみればホテルのロビーなど待ち合わせにわかりやすいところを使えば誰に見られるかわかりません。喫茶店と言ってもローカルの喫茶店は流石に外国人一人ではいる環境ではありません。そこで最後の方法としてアパートの前に立っているから、バイクでもタクシーでも来てくれ。そこから一緒にどっかに行こうというパターン。これが一番危ない。
私の友人もそうしてしまった。午後4時の待ち合わせをした彼は午後3時にいきなりレセプションから電話をもらい驚いた。そのアパートのレセプションもいい加減で、すでにその彼女彼の部屋まで上がっている。そんな電話を受けた直後、玄関からピンポーンという華やかなファンファーレ。恐る恐る鍵を開けると満面の笑みを浮かべた彼女が立っている。「こんにちは」の挨拶もそこそこに、外は暑かったと言いながら、どんどん脱いでいく。
ベトナム人は外面は本当にシャイで恥ずかしがりや。何でも恥ずかしがってキャッキャ言う。しかし一旦自分の懐に入ると、つまりボーイフレンドと認めると、羞恥心をなくす。彼の前で全裸になっても別段彼女にとってどうってことは無い。しかも勝手にシャワー室に入って、トイレを使いながら彼と会話する。トイレを使うのも全く恥と言うものを持っていない。
彼は呆然とするばかり。何が起こったのか完全に把握することも出来ない。
彼女はトイレを終え勝手にシャワーを浴び、人のバスタオルを身体に巻いて、ベッドに横たわる。そしてにっこり笑う。「もう浮気しちゃ駄目よ」

この結末私は知らない。それでも彼はその子を彼女にしていないところを見ると。どうも丁寧に御引取り願ったようだ。

何回も言う。これは私のことではない。





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