今年ももうすぐ終わり

Name: 虎清水権造 (2005年1月2日)

Date: 05年1月02日 14時29分26秒

今年、最後の最後に大津波のニュース。Junさんの一言では無いけど、本当に今年いろいろあったよね。アジアに注目していると激動とは言わないけど、毎日ポツンポツンと私の知っている人たちやら国やらが何ならかのニュースが発信されていた。
一番ショックだったのがミャンマーのクーデターだね。このクーデターあまり日本人の間では話題にならなかったけど、前首相のネ将軍とはあわせて30分以上も会談したことがあるし、奥様がシンガポール人で英語がとても綺麗で紳士だったというイメージを持っていた。それがミャンマー人の話によると、クーデター後どうも殺されたらしいとのこと。このコラムでは書かなかったけど、あのクーデターが起きた当時、ちょっと落ち込んでしまった。もちろん新政権に知り合いはいないのだけど、ミャンマーという国を語るときに、クーデターとい単語は切り離せない。この国、クーデターが何回も起きているけど、結局基本的な政策変わらないんだよね。
アウンサン・スーチー女史率いる政党がもしこの国を統治すれば全てが収まるかと言ってもそう簡単にはいかない。変な話イランでフセイン政権が倒れても国が安定しないのは、結局フセインが作り出した政治システムに人々が慣れていて、むしろ民主化というものに抵抗感があるのも事実だ。これと同じようにたとえ平和的にアウンサン・スーチー女史が政権についたとしても、100以上ある民族間を乗り越えて民主化に向かうというのは極めて難しい。民主化をしてしまえばミャンマーは簡単に内戦がおきバラバラになってしまうかもしれない。人々の生活にとって何が本当に良い政治なのかと言うのはいつまでたってもわからない。



昨今小泉首相に対して「終焉のとき」などさかんに言われているけど、翻ってそれほどの悪政だったのかを考えてみるべきだと思う。後から「良い悪い」を述べるのは簡単だし、分析するのも簡単だ。大橋巨泉氏のように「死をもって贖罪してもしきれない」というと言う所まで言を拡げていいものかどうか。どうも政治より日本の知識人と言われる人たちの方が私は胡散臭いと思うのだが…

話が脱線してしまった。フィリピン大統領選挙もあった。またしても野党は映画俳優を担ぎ出しその人気で勝とうと思ったようだが、どうもフィリピンの貧民層の人気に頼る戦略ばかりで「この国いったいどう発展していくのか」というビジョンが見えない。かつてフィリピンに駐在したときに駐在員と酒を飲みながらこの国の将来を話したことがあったが、やはり結論は「このままでは100年経っても何も変わらない」ということであった。貧富の差以前にフィリピンの教育を抜本的に変えていかないと、この国の将来は見えてこないのではないだろうか。
政治の話でベトナムを語りたくは無い。あまりにも単純かつ複雑な政治状況で、外からあれこれ言う国ではない。結構奥深い色々な問題が絡み合っている。ただスピードは別にして今後発展していくのだろうな。

こんなことを年末にふと考えながら、そうだ今年4月までベトナムに駐在していたんだということを思い出した。もうその記憶は5年以上前のような気さえするが、まだ日本へ帰って9ヶ月。色々ありました今年も。
来年はもっと色々とあるような気がする私です。





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