冬の落ち葉
Name: 虎清水権造 (2004年12月14日)
Date: 04年12月14日 12時00分21秒
どうも東京の天気ははっきりしない。寒くなったりまた暖かくなったりと、期待していた冬の様相には中々なってくれない。ハノイで思い描いた日本の冬とは随分かけ離れている。
小市民的ではあるがこんな中、週末になると公園に散歩に行く。日頃の運動不足もあるし汗もかかないいい季節になったというのも原因だろう。
散歩をすると季節に変わり目に会えると言われるが、確かに季節を肌で感じることが出来る。何層にも折り重なった色鮮やかな枯葉を踏みしめて、またその下にある大地を足の裏に感じることは気分も晴れるし、リフレッシュされるような気もする。
最近、東京にある有名公園はもしかしてニューヨークのセントラルパーク、ロンドンのセント・ジェームズパークなんかより良いのではないかと思ってしまう。ニューヨークもロンドンそれぞれ本当に良く出来た良い公園だが、砧公園など例に取ると例えば砧公園には基本的に公園内であればどこにでも入れる。木立の下を思いっきり散歩できるし、落ち葉を思い切り踏みしめることも出来る。こんなとこ誰も通ったことがないだろうなど、自分だけの世界に浸ることも可能だ。ニューヨーク、セントラルパークはこの点、芝生がきれいに整備され、どうしても人工的な感じが否めないと思うのは私だけだろうか。またロンドンは花々など綺麗だけど、どうも花の近くまで寄って匂いを嗅いでやろうという雰囲気ではない。

日本はやはり面白い国なのかもしれない。「公園作ったから好きなところに行ってもいいよ」なんて、とても治安の悪いアメリカやらイギリスでは出来ないのだろうな。(まあこれに関しては色々な人の意見もあろうが。例えばイギリスのセント・ジェームズパークなんかは野生のリスやら鹿やら色々なものに会えるなんて利点があるよね)
どうも国民性を論じるならば、私も深いところで日本の国民性がわかっていないのかもしれない。ステレオタイプ的に言えば、規則好きであり、創造力が乏しい、団体生活が好きな、などちょっとネガティブな表現が多いけど、こんな公園歩いて見ると結構自由に任してしまっている所が多いのに気がつく。だいたい回転寿司なんていうのは本来は店側が客を信頼して客の申告に基づく皿の数で料金を取ろうなんてシステム。これも考えようによっては極めておおらかな商売だろうね。
話は飛ぶが、こんなこと考えてみると日本の商売って言うのも結構おおらかだ。私が経験したどこの国でも「つけ」などというシステムはなかった。まあたまに細かいのが無いと次に一緒に払ってくれれば良いと言われる程度だ。
インターネットのショッピングサイトでも驚かされる。外国のサイトの100%と言っていいが決済はクレジットカード。これ以外は郵便局による事前振込みなどで、決して後払いなどは支払い方式に載ってこない。しかし、日本の多くのサイトは郵便振込みによる品物到着後払いが可能なのである。これって債権管理するのにどうしているのだろうか。かつてショッピングサイトを経営している人の本を読んだら、郵便振込みに関しては60%程度不良債権化すると書いてあったことがあったけど、それでもこのビジネス習慣を続けていくと言うのは日本人だからかもしれないね。
韓国では主に脱税を防ぐためにクレジットカードを大量に発行させ、流通をクレジットカードにしようとした経緯があって、結果的に個人破産者が大量に出ていると言う話も聞くが、どうも日本は「掛売り」なり「後払い」なり消費者に有利な制度が多いような気がする。