台風シーズン
Name: 虎清水権造 (2004年9月9日)
Date: 04年9月10日 13時54分17秒
最近ちょくちょく台風が日本へやってくる。ただこのごろの台風は九州を通って東北や北海道を抜けるというパターン。何か通常でないこのごろを感じてしまう。
台風と言えばそのルーツはだいたいがフィリピン付近。昔フィリピンにいた頃、出来立てほやほやの台風で結構被害を受けたことを思い出す。一回など無理して台風の中ゴルフをやっていたら、左右のコースツリーが根こそぎばたばたと倒れた。フィリピンはさすがに熱帯気候のため、樹木の生育も早いが、その分根がしっかりと張っていない。このため椰子の木でも何でも、強風が来るとばたばたと倒れてしまう。この日はさすがに途中で止めて帰ったが、帰りの土砂降りもスコールと違って恐怖さえ感じさせるものだったと記憶している。
さてフィリピンと言えば最近FTAで騒がれている看護士の日本での就職問題。経団連のアンケート調査によるとほぼ51%の人たちが賛成しているとのことだが、その条件として日本での資格取得、日本語の能力を上げている人も多く、まだまだ完全自由化には程遠いもちろん私もこういった条件をつけることは大賛成だが、日本政府の方針で就職できる人数を200名前後と発言していることには首を傾げざるを得ない。資格があってやる気であれば、現状の日本の看護士の就業状況を脅かさない限り、人数制限をつけるべきではないと思う。離島医療を例に出さなくても、ただでさえきつい職業のひとつとして数えられる看護士、しかしいなくてはならない存在ならば、むしろ積極的に採用しても良いのではないかと思ってしまう。まさか日本政府はこの解放によってフィリピン人に看護士の職業を取られてしまうと思っているわけではないだろう。少しづつ日本を開放していかないと、日本の人口も減少し始めていることから、国民負担がどんどん増えていくように思われる。

フィリピン人のメイドにしろ看護士にしろ献身的なサポートで知られる。とても人懐っこくいつも陽気でこちらに元気を与えてくれる。また人が嫌がる仕事も進んでこなし、決して不満顔をすることも無い。我慢強い。ここまで書けば良い事ばかりの様だが、もちろん問題が無いわけではない。時間に対してのいい加減さは世界一であろう。とにかく約束の時間に対してはルーズだ。さらに故郷に家族がいるのでもちろん報酬に対しては大きな議論が必要となる。ただし一回決めてしまえばルールには従う。
金銭的に厳しい生活をしているので、たとえばメイドとして雇う場合でも、ペナルティーを取られたくないので、風邪で40度近くの熱があっても仕事をしようとする。ご主人に風邪がうつってしまおうがペナルティーの方を気にするので、全くお構いなしとなってしまう。「ありがとう」「ごめんなさい」が言えない。常にニコニコして終わらせる。
これも文化だからね。
フィリピン行って始めのうちは楽しいが、色々な面で鼻についてくる。一番頭にくるのが会話を終えたときに必ず野ように出される「ハ〜ン」という間の抜けた音。何かこちらをコバカにしているようにも聞こえるが、これが立派な目上に対するマナー。また、最後尾につける「デバ」も標準的に使われる。
どうもいつもコバカにされて騙されているような人たちがフィリピン人である。