男のダンディズム
Name: 虎清水権造 (2004年7月14日)
Date: 04年7月14日 17時16分44秒
こんなことを書くと朝田といい虎清水といい、好き勝手なことばかり書きやがってといわれるに違いないが、最近齢を重ねてくるとどうも心の傷も年相応に増えてきて自分の考え方を吐露してしまいたくなる。
日本へ帰国して一番面を食らったのが自分のスペースが無いと言う事だ。昔のように一人静かにライトジャズかを聞きながらバーボンをちびりちびりとやる。こういう時間が無い。子供たちは大きく成長して、自分の部屋で勉強やら自分たちの好きなことをし始める。リビングに残されるのは結局20年以上連れ添った夫婦ということになってしまう。これはこれで幸せと思うべきなのだろうが、テレビを消して軽くジャズを聴きながらバーボンと、ここまで揃っていてもどうも昔のダンディズムには戻れない。かつて昔のように冒険心が無くなり保守的になってきたのかもしれない。
かつては東南アジアにいたときは、自分のことは「ハリマオ」だと思っていた。ハリマオ。確かマレーシア語で「虎」。実は虎清水の一旦はここから発生しているのだが、とにかく東南アジアの熱帯雨林を縦横無尽に駆け回り、神出鬼没に姿を現す。これが私の定められた生業だと思っていた。どんな過酷な出張スケジュールであっても怯まず、果敢に、勇気を持って前向きに対処する。これが私自身だった。今その牙がどうも錆び始めている気がしてならない。もちろん家族のことを考えると今の生活が最も幸福に満ちたものに違いない。この温室のような生活を捨てるわけにはいかないが、それでも常にどこかに緊張感を探してしまう。

これから追々とレポートの中でも明らかにしていくが、会社以外に仕事を持とうと考え始めているのも事実だ。それも海外を絡めた大きな枠組みで考えようとしている。尼姉にもバレーボール青年にも協力してもらい、小さなところから花を咲かせれば好いと思う。
これから少しずつベトナムから帰国した虎清水に大きな失望をしている読者にも帰ってもらえるような、新しい冒険を始める。もうゆっくりとギアは動き始めてしまった。あのジェットコースターのような生活からするとちょっとティストは違うかもしれないが、これから始まる冒険記は成功するにしろ失敗するにしろ、特に中年以降の皆様にとって大きな励みになるようにしたい。
Junさんが成功しつつあるように、人生を充実して過ごすためには家族を守ることは先決問題だが、それ以外のエネルギーを自分の冒険心に賭けてみたいと思う。
とここまで熱く語ったが、それほど大きな仕掛けをするわけでもないし、やはり大風呂敷の虎清水で終わってしまいますかね。
まあ、はっきりしているのは、定年になるのかその前になるのかは別にして、会社を辞したらすぐに東南アジアに戻って、昔の仲間と楽しく仕事をしたいと思っている。それがどんなものでも良いし、また信頼できる尼姉やバレーボール青年などと一緒に仕事ができるだけでも幸せだと感じている。
幸い女房も海外で生活するには不便が無いし、私の娘も将来はマレーシア語を学びたいと真剣に話している。これもいい人生なんじゃないかとも思う。
男のダンディズムと言うよりどうも私のわがままかもしれないね。これって。