元気がない

Name: 虎清水権造 (2004年6月2日)

Date: 04年6月02日 22時01分08秒

日本へ帰国して約2ヶ月。どうも元気がない。5月病は乗り越えたにしろ、なんとなく毎日が過ぎ去ってしかも何の感傷もない。虎清水らしくない。こんな感じで私の人生終わってしまうんだろうか。
虎清水が勤めている工場は年寄りばかり。寄ると触ると定年後の話。定年したら週3回ゴルフをするとか、定年直後に死んだら家族に迷惑かけずにすむなど、まともに取っていいのか、暗い話が続く。だいたいゴルフ週3回毎週やってごらんよ。すぐに飽きてしまうから。東南アジアで週3回以上やった私が保証する。東南アジアは仕事があって、週末に何もやることがないところから、納得ずくでゴルフになる。そのゴルフが生活の中心になったとたん魅力なんかなくなってしまう。
そういえばこの間兄と話していたらまたしても与太話が始まったなあ。
兄がテレビを見ていたら、65歳にしてプロゴルファーになった人がいるらしい。この話からして信憑性が薄いが、このプロゴルファーになった理由もすごい。
あの阪神大震災のとき、この人も被害にあって家が全焼した。その焼け跡に帰ってみたら、焼け跡にポツンと愛用のゴルフバックが立っていたそうだ。そのとき彼は
「これが神から与えられた使命なのだ。」と一念発起しゴルフの練習を再開し、そして最終的にプロゴルファーになってしまう。これがこの話らしい。



確かにこの人の執念といい、一本貫き通す気持ちといい、素晴らしいものがある。しかし、その話を聞いて私の兄が「俺もプロゴルファーを目指す」というのは無理があるような気がしてならない。これもまあ与太話の一種だ。
日本へ帰ってきてすでにゴルフ熱は下がっているものと思っていたが、熟年を中心に最近益々盛んになっているような気がする。私などゴルフで100を切るのが精一杯で、どうも進んでやろうとは思わないが、週末ゴルフクラブのようなものがすでに組織されていて、毎週末おじさんたちはゴルフをしているらしい。
ゴルフは確かに面白いものだが、基本はスコアではなく、自然と戯れるのが一番の基本だと思うのだが、どうもスコア スコアの世界が日本にはある。このゲームあまり好きではない。

定年後どうするか、それはサラリーマンにとって重要な問題だ。年金問題も色々あるようだが、60歳以降のスペアの時間、その過ごし方いかんでその人の人生台無しになってしまう。私もまだ定年には10年以上あるが、この工場で働くようになって、真剣に考え始めてしまった。私のように部長級の人間がはるか年上の人を平のスタッフとして持つというのも人生考えさせられることのひとつだ。
これも私を落ち込ませている原因かもしれない。
さらに追い討ちをかけるように、私の会社でも業績は悪くないものの、肩たたきリストラが始まるのではないかなどの噂もある。もちろん私がその対象になることはないのだろうけど、そっと肩をたたく方に回る機会もあるかもしれない。
そのとき私にはどうしても
「これでゆっくりゴルフをしてください」
とは言い切れないのだ。





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