もう2月

Name: 虎清水権造 (2006年2月9日)

Date: 06年2月09日 13時02分27秒

あっという間に2月。今年になって週に一回以上二日酔いをしてしまうほど飲んだくれている虎清水です。
最近悲しいニュースが多く、周りで老人を中心にバタバタと倒れていっています。前回部下の葬式の話をしたら一点違う部下のお姉さんが無くなり、隣の部の部長婦人が亡くなり、今私の叔母も危篤となり間もなくお迎えが来ると言われています。こういう状況は続くのでしょうか、最近お焼き場も忙しくてなかなか葬式が出せないとも聞いています。どうも湿っぽくていけません。
この間犬と散歩をしていましたら遊歩道の脇の梅が小さく咲いていました。こんな状況でも着実に春は来るのですね。何か不思議な気がします。そういえばこの間東京に降った大雪もほとんど姿を消しました。雪に慣れている方はこんなこと毎回経験されているのでしょうけど、雪というのは降っているときは一面銀世界と言われるほどきれいなものですが、溶け始めると汚く黒ずんできてまた熔けたものが氷となってへばりつく、どうも最後のあがきさえ感じて潔白さが無い様であまり良い感じがしないものですね。こんなのが日常の雪国では尚のこと大変なのでしょう。
今週、どうもマレーシアで秘書をやってくれた子が日本へ新婚旅行に来ているらしいのです。彼女いわく初めてのスキーをしに札幌と言うところに行くと言っていましたが、南国育ちで雪さえ見たことのない子がどう雪を楽しむのでしょうか。会ったときに聞いてみたいと思います。だいたい南国の人たちは(これは以前に書いたことがあるかもしれませんが)雪を冷たいものと思っていない傾向があります。彼、彼女たちの雪への憧れは相当なものですが、雪とであって最初にしたいことと聞いてみると「まず食べてみたい」という答えが多いのには驚きます。多分雪の白さがどこか甘いものを連想させ、きっとおいしいに違いないと言う大きな誤解を生んでいるのでしょう。知らないというのは楽しいことでもあり怖いことでもあります。



日本人にももちろんこの様な誤解はあります。ちょっと例が違うかもしれませんが、よく日本の子供たちの素朴な疑問に「雨と晴れの境界線はどこだろう」と言うものがあります。これなど東南アジアの人たちにとっては疑問自身よく分からないといったところでしょう。スコールは遠くからでもはっきりその境界線が見て取れます。車を運転していてスコールに会ったときなどはっきり境界線を越えて雨が降り出すのが分かります。
韓国人が全て辛いもの好きというのも大きな誤解です。私の友人に何人も辛くないキムチを頼む韓国人はいます。もちろんこの傾向はタイでも同じで、タイ人全員がトムヤムクンを好きかと言えばもちろんそんなことはありません。日本人は日本に育っているため、タイ人は全てクメールだと思っている人も多いのですが、もちろんタイにはクメール以外少数民族も多く存在します。また治安においてもマレーシア国境近くのイスラム原理主義を抱える少数民族もいます。そういうわけでも全てのタイ人が同じように毎日トムヤムクンを食べているわけではないのです。
ベトナムでももちろん少数民族はいます。船戸与一氏の「蝶舞う館」にも詳しいのですが結構迫害を受けている人たちがいます。この「蝶舞う館」の舞台にもなったバンメトウにはよく行きましたから分かりますが、あの雰囲気はベトナムの中でも独特で確かに不自然な街の風を感じたような気がしました。





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